基本を大事に自分のペースで

 編入をするにあたって、まず編入に関する情報が少なく不安でした。中央ゼミナールでは、過去問や今までの受験生からの受験の際の注意などを見ることができて、とても助かりました。
 法学に関しては一からのスタートで、最初は専門用語も難しく感じて、本当に答案が書けるようになるのだろうかと思っていました。法学の授業では、答案返却の際に配布される先生の答案例がとても参考になりました。しかし、先生の答案例をそのまま丸覚えではなく、きちんと理解し自分の言葉で答案を作成し、それを覚えるようにしていました。自分で作成した答案によって、編入試験前にそれを使い効率よく勉強することができたと思います。また、法学の勉強は一つ覚えたことがまた次のことに繋がっていき、全てに繋がりがあると感じたので、基本的な事項は特にしっかりと覚えるようにしました。逆に私は、基本的なところ以外はあまり勉強していなかったので、合格できてとても安心しました。
 英語に英語に関しては、辞書を普段から使うようにして、単語をスムーズに引けるようにしました。実際、北大の英語の試験では辞書が使いこなせたおかげで、どうにか合格点が取れたと思います。法学・政治学の専門的な英単語は中央ゼミナールで配布された単語を覚えました。法学系の英文文献では繰り返し専門的な単語が出てきたので、その単語を覚えることで、辞書を引かずにすみました。また、普段から和訳した英文を音読して、頭の中に和訳がスラスラ出てくるようにしていました。試験では、時間が足りなくて全て解ききれませんでしたが、和訳は部分点をもらえるので優先的に解きました。
 結果として、合格をいただけましたが、私は4月に入塾してから夏前までは授業を受けていましたが、それ以降は基本的に授業プリントと過去問を使って自分のペースで勉強していました。授業はどれも役立つものなので、受けるべきですしモチベーションを維持するのにも大事だとも思います。北大の試験は開示した結果、論文が6割、英語が5割、専門が3割でした。専門は、法学と政治学が50点ずつでしたが、政治学はほとんど対策できていなかったので、しっかりやっておけば良かったと試験中に相当後悔しました。北大を受験される方は政治学も基本的なところはやっておくと安心できると思います。また、英語は量が多く集中力も切れますが、最後まで諦めずにやると、わたしのように専門がボロボロでも、合格することができると思いました。頑張ってください!
 最後に、授業に出席しなかったにも関わらず、優しく相談に乗ってくださり、志望理由書の添削もしてくださった御蔵先生、本当にありがとうございました。

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