中ゼミでの2つの大切なこと

約10ヶ月に及んだ受験生活を振り返ると、本当にあっという間であったなあと思われる。その理由としては、編入試験に向けた勉強を行うに際して、かつての大学受験のように受験勉強のみを行うのではなく、大学の授業に出席したり、受験費や旅費などをかせぐためにアルバイトをしたりすることなどで、なにかと忙しくしていたことなどが考えられる。
私は中ゼミに通うなかで大切にしていたことが二つある。
一つ目は、中ゼミの授業に欠かさず出席すること。
二つ目は、添削課題を提出し続けることである。
この二つについては、中ゼミのパンフレットなどに既に書かれていることなので当然といえば当然であるが、念を押して押しすぎることはないと思う。よって以下からは、この二つについて、私の体験を踏まえながら述べていきたいと思う。
まず、一つ目の中ゼミの授業に欠かさず出席することであるが、授業に出席する事の利点としては、先生方の丁寧かつ熱心な指導を受けられることや、競争相手の存在を意識できることなどで、自身のモチベーションを保つことができることである。また、独学では得られにくい情報や知識を得られることなどがあげられよう。さらには授業を通して様々な見解に触れることとなり、そのことは自身の考えをより深いものにすることとなると考えられる。
次に、添削課題を提出し続けることであるが、このことは文章力の向上には第三者の添削が欠かせないからである。自分では満足のいく文章を書いたつもりであっても、採点者に納得してもらえなくては何の意味もない。特に本番の試験の採点者は主に大学教授であり、専門家を納得させることは並大抵のことではない。そのため何度も何度も書く練習が欠かせないのである。初めのうちはたくさん直す箇所を指摘されるであろうが、その点こそが次回からの得点源になるのである。
以上、私の体験を述べてきたが、当然のことばかりであったと思う。しかし、当然のことをしっかりこなすことこそ合格への近道になると信じている。

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