認められたい

約8ヵ月の受験生活を終え、念願の早稲田社学に合格できた。大学に通い、遊びも大いにして、中ゼミを信頼して勉強を継続したことが結果につながったのかな、と思う。今一度この8ヵ月を振り返り、これから編入試験に挑戦する方の力になれたら幸いだ。
私はドラゴン桜をパクッて勉強の記録を手帳に書いていた。それによると、私は大学2年の5月に編入試験の挑戦を決意したようだ。最初のページにズラズラと動機が書かれている。これらの動機を一言で言えば、「好きな人に認められたい!!」ということだ。なぜその動機で早稲田を目指したのか、マジで意味不明だが、この動機により私のリビドーは爆発し、大学入学以来遊び呆けていた私を久々の受験勉強に駆り立てた…!!

〔私の受験勉強〕
受験を決めて最初にしたことは「過去問の分析」。面倒なことは大嫌いなので、分析と言ってもただ単に自分の実力と到達すべきレベルのギャップを見積もっただけ。この段階でこれから自分がやっていくべきことを簡単にイメージした。英語と論文、各教科をどのように勉強してきたか整理しようと思う。
「英語」…5、6月は中学レベルの復習。それと並行しながら授業の復習。7月は授業の復習オンリー。8月は夏休みってことで授業の復習+参考書(特に単語)。9月以降も中心は授業の復習、そして単語。11月からは和訳の問題を大量にこなすために参考書を授業のプラスαとして使った。自分で過去問を解いたのは2年分くらい。
やっぱ授業を有効活用するのが最も効率がいい。私は千頭和先生の「添削英語BS」を中心に勉強した。この授業で学んだことをしっかりアウトプットできるようにすれば、早稲田に十分対応できる。直前に受けた荒木先生の「早稲田大学社会科学部の英語」もすばらしかった。とにかく授業中は先生の雑談も全てノートにとった。ただ板書だけとって満足しているのは危険。貪欲に吸収しようとする姿勢が大切。
参考書はできるだけ少なめにした。私がこの編入試験のために新しく買った参考書は2冊⇒「リンガメタリカ」、「英文和訳のトレーニング」(共にZ会)のみ。あとは大学受験一般入試の際に使用したものを再利用した。
オススメ参考書⇒ …「単語王2202」(オーメソッド出版)、「リンガメタリカ」
…「フラッシュ!速効英文法1、2」(オーメソッド出版)
…「英文和訳のトレーニング」
「論文」・・・早稲田の問題は特徴があるので、過去問を解きまくることが最も効率的。今年も過去問と似たような問題があった。年間を通して中ゼミの授業を中心に勉強した。受講していたのは、奥野先生の授業と赤田先生の授業。論文も中ゼミを徹底活用した。
私はとにかく過去問を解いたら奥野先生に添削していただいたし、赤田先生には有益な情報をたくさんいただいた。とにかく書きまくるしかない!書いて書きまくって、その中で自分なりの勉強方を確立し知識をストックしていった。論文を勉強して自分の日本語力のなさを痛感。ぶっちゃけ入試本番の論文は時間切れで最後のまとめまで書けなかった。無理やりきりのいいところで終わらせた。
だって入試の直前はほとんど英語の勉強しかしてないんだもの…。
☆ 面接と志望理由書☆
この二つは宍戸先生に大変お世話になった。この二つをなめてはいけない。意外と時間を割くはめになるから。
直前になってから本腰入れて取り掛かっているようだとマジで焦る。早期から気合入れて取り組んでおけば直前期に英語と論文に時間をかけられる!
面接はやってみるとイメージ通りに喋ることができずへこんだ。宍戸先生に模擬面接をたくさんしていただいたので、本番が本当に楽だった。模擬面接で聞かれたことしか聞かれなかったからだ。面接は練習すればするほど慣れて本番はそんなに緊張せずできると思うので恥ずかしがらず模擬面接は数をこなしたほうがいい。
志望理由書も宍戸先生に何度も何度も添削していただいた。めっちゃいい志望理由書が完成したので、記念にデジカメで撮影しておいた。

〔大学について〕
後期からは出席をとる語学以外全く行ってなかった。でも単位取得をしなければならなかったので要領よく単位を取った(なんとかフル単)。友達は大切にしよう。

〔最後に〕
思い返せば極めて単純(不純!?)な動機から始まった受験生活、楽しかった。決して勉強漬けではなかったからだ。勉強をやるときは集中する、自分の好きなことをやるときも集中する、要はメリハリが大切だと思う。私は大好きな長電話も欠かさず毎日していたし、週1くらいのペースで息抜きしていた。勉強ばかりじゃせっかくの大学生活はつまらない。勉強も遊びもしっかりこなせば受験生活は楽しい!
そして、中ゼミには心から感謝したい。中ゼミで勉強できたから、早稲田に合格できた。赤田先生、宍戸先生、千頭和先生、荒木先生、中ゼミの方々、本当にありがとうございました。早稲田でもっともっと自分を磨いていこうと思います。

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