あきらめてはいけない

 私が編入を志したのは、高専4年生の頃です。私が在学する高専では、卒業後の進路が大学編入と就職の半々に分かれます。その中で、高専で就職できるような就職先のみならず、幅広い視野を持って、より高みを目指せるような就職をしたいことや、社会に出るのはまだ早く、もう少し勉強をしたいと考え、編入を決意しました。その中で、一番興味のあった社会学という分野で受験をしようと決意し、歴代の先輩方が、受講されていた中央ゼミナールの通信サポート生になりました。
 通信サポート生になったのは、受験年の4月のことです。実際にテキストが届いたのは、4月の下旬でした。とにかく合格が欲しかった私は、6月に試験があった大学の編入学合格を目指して、5月の初めごろから通信サポートのテキストに取り組み始めました。しかし、実際に取り組んでいると、小論文のコツをいまいちつかめなかったり、英単語などもしっかりと把握できていないことに気づきました。ですが、受験日は迫っており、その頃は、小論文や英語長文の読み方のコツを理解しないまま、とにかく過去問を解くことのみを優先していました。本番では、自分が書けるだけのものを書けたと思い、満足しましたが、今振り返ってみると、社会学の専門用語を使っておらず、中高生でもかけるような小論文の内容であったり、英語の訳し方もただ単語を訳しているだけで、学術的な配慮に欠けていたと思います。結果は不合格でした。勉強期間も短かったため、秋にある受験に向けて頑張ろうと切り替えました。このころから、過去問をただ解くのではなく、テキストで、学術的な小論文の書き方や、英語長文の読み方を身に着ける重要性に感じ、それをマスターしてから過去問を解くことが必要だと気付きました。それからは、小論文の書き方が書かれた本や、長文翻訳の入門書、添削して返却された答案を何度も確認したり、中ゼミから送られてきた模範解答を書き写して専門的な内容の文章を書けるようにしました。しかし、夏ごろになると、時間も迫り、一度編入学に不合格となった経験から、「また落ちるのではないか」「どこにも受からなかったらどうしよう」と不安ばかりが押し寄せてきました。そんな時に中ゼミの先生に、夏期講習に行くことを進められ、一週間の夏期講習に参加しました。夏期講習期間はとても有意義な期間でした。通信サポートでは、答案の返却に時間がかかりますが、夏期講習では次の日に答案が返却され、自分の間違いを素早く確認することができます。そのため、自分の欠点をすぐに直すことが可能です。直された答案を見てよりよい回答をするために専門書などを読みながら、知識を身に着けました。夏期講習が終わるころには、小論文の書き方や、英語長文の専門的な読み方を確実に理解できるようになったと思います。しかしその後、10月の初めにある大学の編入学試験を受けましたが、これも結果は不合格。続く不合格に、「もう無理かもしれない」「あきらめようかな」という思いばかりが募りました。しかし、志望理由書の添削を繰り返してもらっているときに、本当に自分が勉強したいことが見つかり、それを大学でやっていきたいと強く思っていたため、あきらめずにとにかく勉強し続けました。10月下旬には地方国立大学の受験があり、11月初旬には大阪大学の受験があり、それまでとにかく突っ走りました。その結果、両方の大学から合格を頂くことができ、これまで不合格でも、あきらめずにやり抜くことが大切だと実感しました。もし、6月の受験で合格を頂いていたら、編入勉強はいったん中断していたと思います。しかし、連続して続いた不合格という結果によって、さらに追い込んだ勉強をできたと思います。その中で、あきらめずに勉強し続けられたのは、志望理由書の添削で、自分の本当にやりたいことを見つけることができ、それを編入後に研究したいと強く思えたからです。最初はあいまいで、とにかく合格できればいいやと思って書いた志望理由書でしたが、添削をしていただく中で、自分が編入後にやりたいことを明確にすることができ、それを研究したいと強く思うようになりました。志望理由書を書く際に何度も添削をして中央ゼミナール通信サポートのスタッフの先生には本当に感謝しかないです。ありがとうございます。編入は、何が起こるか本当にわかりません。不合格が続いても、とにかくあきらめずに毎日コツコツ勉強をしていたら、必ず道が開くと今回の受験で実感しました。勉強したことは、無駄にはなりません。6月や10月の初めの試験では不合格でも、10月の後半や11月に受けた試験では合格をいただけたということは、積み上げてきたものが後になって開花したのだと思います。これから編入を目指される皆さんも、自分の本当にやりたいことを見つけ、それに向かって途中であきらめそうになっても、ぜひコツコツと勉強を頑張ってみてください

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