考え続ける人、行動する人、好奇心旺盛な意欲的な人が合格できる

 私は現役生の時、受けた大学全て落ちてしまいました。有名大学はおろか、滑り止めの大学まで落ちてしまいました。行き場を失い、慌てて受けた大学に何とか合格しました。
 その大学は編入に積極的なところだったので、その大学を受けたときから「編入をしよう」と思っていました。推薦枠もいくつかあったため、いい成績を取って推薦を受けようと決意していましたが、あまりに楽しい大学生活に現を抜かし、遊びまくった結果、いい成績を取れず推薦が危うくなりました。一年生の春休みになり、このままではいけない、と本気で焦りだし、一般でも通用する実力をつけなくてはいけないという思いから勉強を始めました。スタートは早い方がいいと思い、春休み前半には編入について調べまくり、過去問も取り寄せたり、印刷しに行ったりしました。そして受験で使う科目の基礎を固めようとワークを何週もしたり、専門科目の本をたくさん読んだりしました。しかし、自分一人では限界を感じ、編入をした先輩に相談したところ、中央ゼミナールを紹介してもらいました。先輩のおすすめで、私は中央ゼミナールに入ることを決めたのです。
 中央ゼミナールでは、千頭和先生の英語が一番ためになりました。今まで自分では気づかず、誰にも指摘されたことがないようなダメなところをたくさん教えてもらいました。そして英語だけではなく、勉強する上で本当に大切なことをたくさん教えてもらいました。情報を吸収する力もたくさんついたと思います。とても大変でしたが、甘い自分に鞭を打ってくれるような千頭和先生の授業は本当に良かったです。本気で授業をしてくれる先生に応えようと、いつも本気で授業に臨み、単語テストも常に100点90点台をとり、廊下に張り出される紙に常に名前が載るようにしていました。今まで読めなかった英語も丁寧に、一貫したルールにのっとりながら精読することによってどんどん読めるようになっていきました。
 他にも専門科目の本を読んだり、自主的にワークを買って何回もしたり、とにかく中央ゼミナールの授業以外でもできる限りのことはしました。そして情報収集も怠らず、勉強と平行してやっていきました。学校の授業も面接のネタになることがあるかもしれないということで、かなり真面目に取り組みました。
 夏休みは本当にきつかったですね。このままでいいのか、この方法でいいのか、何をやるべきなのか常に考えて自問自答していました。それが良かったと思いますが、不安がいつもあって精神的には本当にいつも追い詰められていました。それでも中央ゼミナールの先生は個別面談で励ましてくれました。安田先生は志望理由書の添削をしてくださいましたがとても褒めて下さり、本当に自信が持てるようになりました。
 今回の受験を通して、思ったことは自信をもって「自分は受かる!受からなきゃおかしい!」くらいの強気な姿勢を持って臨むことがとても大切だと思いました。しかし、強い自信を持つためには自分が納得する、相当な努力が必要です。でもそれが出来れば自ずと自信がついてきます。
後は、楽しむことですね。本当にこれについて学びたい!っていう気持ちが強ければと強いほどモチベーションにもなるし、楽しんで勉強できると思います。なので学部選び、学科選びはとても重要です。自分のやりたいことが出来る学科選びをするといいと思います。あと、大切なのは、メリハリと睡眠。現役時代、年中勉強のスケジュールを立てて死んだので、やることを終えたら、休んだり、日曜日は好きなことをする時間にしていました。睡眠も、現役時代削っていて死んだので、どんなに眠れなくても布団に入る時間を決めて死守していました。メリハリがつくのでお勧めです。あと言えることは、面接対策は抜かりなく練習することですかね。面接で面接官の気を引けるパフォーマンスが出来ると合格に一気に近づけると思います。実際、私は面接がかなりうまくいって、面接の先生からもお褒めの言葉を頂き、いい雰囲気で出来ました。差をつけるために面接練習、そして面接に使えそうな情報を常に収集しておくといいと思います!
 最後に。編入試験はいばらの道です。でも、皆が遊んでいる中勉強するという経験は本当にかけがえのない経験だし、自信にもなります。考え続ける人、行動する人、好奇心旺盛な意欲的な人が合格できる人だと思います。偉そうなことをたくさん言ってしまいましたが、そんな私だって元々は大学全落ちした甘々なダメ人間でした。そんな私でもここまで来れて、合格できたので努力すればきっとうまくいくと思います!頑張って下さい!応援しています。

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