“頭が良い人”ではなく“諦めず努力し続けられる人”に

もともと4年制大学志望の私は、高校3年生の時にMARCHや日東駒専レベルの受験にことごとく失敗し、辛うじてセンター利用で合格していた青短へ進学しました。兵庫から東京に出てきて、短大へ入学してからも受験に対する後悔は拭えず、マスコミ関係に就職するという将来の夢を考えた時に、何とかしてもう一度挑戦したいと強く思いました。
そんな時、短大のの編入説明会で先輩方が口を揃えて勧めてくれた“中央ゼミナール”を知り、編入するしかないと、迷わずすぐに自分の短大生活をかけて編入に向けてひたすら走ることに決めました。とは言うものの、実は何をしていいかわからず1年生の夏までは、短大での成績は手を抜かなかったけれど、だらだらと生活したことも書き添えておきます。
私が本気で編入に向けて行動を始めたのは、1年生の秋からです。秋からは、ひたすらアルバイトをしました。中ゼミの費用を全て自分で出すことに決めたからです。私は2年生の春から中ゼミに通いたいと思っていたので、通年コース約50万の費用を貯めるために、3つバイトをかけもちして毎日必死に働きました。今から思えば、1年生の秋からは週5日短大へ行き、週6日バイトをし、2年生の春からは同じく週5日短大へ行き、週4日バイトをし、週6日中ゼミに通ったので、この1年生の秋から2年生のバイトを辞める夏までが最も体力的にも精神的にも辛かったです。
ここで編入を目指す人へ向けて、中ゼミへ春から通うことを強く勧めます。できればプレ学期から通ってください。お金がかかるからという理由で春からか夏からかを迷っている人は、私は甘いと思います。お金が無いならバイトして捻出すれば良いだけだし、それに編入を本気で目指すなら、春か夏かのスタートの違いが力の差を生むことは歴然です。後悔しないように、バイトも編入も頑張ってください。
話は戻って2年生の春から、私は中ゼミに通い始めました。英語、専門(日文志望は特に)などを1年間継続して履修し、これらは必ず力がつくので、履修の参考にしてください。私は春、夏、秋と、短大の授業、卒業論文、中ゼミ、途中までバイトに追われる怒涛の日々を送りました。時々辛くて、辛くて、両親に電話すると「もう短大でええやないか。卒業したら働かんかい。」といつもたしなめられ、そう言われると、自分が頑張らなあかんのや、と踏ん張る気になりました。それに中ゼミで春から入った日文や文系の仲間に励まされ、かけがえのない友達もできました。
ここで編入に不安を抱いている人に向けて、中ゼミに入った後それだけで満足してはいけませんが、①中ゼミの授業に毎回必ず出る、②もらったプリントはファイルして整理する、③予習と復習、課題をきちんとやる、をしていれば怖いものはありません。基本的なことですが、意外に継続が難しく、他の仕事や学業と並行するので大変です。
私は1年間を通して、高校時代に落ちた大学へ次々に合格できたのは、“頭が良い人”ではなく“諦めず努力し続けられる人”を目標にしたからだと思っています。中ゼミに入る前も入った後も、編入が辛くて諦めていく人を何人も見ました。その中で、最後に志望校に合格した人達はやっぱり、途中で辛くなり、嫌になって投げ出したくなりながらも、毎日単語帳を開いたり、中ゼミに来て自習したり、必ず中ゼミの授業に来る人ばかりでした。
短大は幸い、編入を応援してくれる短大で、編入意識が高い人が多く、一緒に編入を目指す素敵な仲間にも出逢い、また中ゼミでも、熱心に指導してくださる先生方、親切なスタッフの方々にお世話になりました。本当に、2年間頑張ってきて良かった。ありがとうございました。これから編入を目指すみなさん、心から応援しています。

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