私の受験生活について

本当はもっと早く体験記を書くべきだったのですが、もう編入して3週間程たちました。大学生活はまだ慣れない部分もあり、大変なのですが全く後悔はしていません。これから編入学試験を受ける方の励みになるように私の授業生活について書いていこうと思います。

 私が編入学試験を受けたいと思ったのは大学に入って1ヶ月もしない時のことでした。それまでは、理工学部で技術を身につけて社会に貢献できるような仕事につきたいと思っていました。しかし、実際理工学部で勉強するうちに、これは自分がしたいことではないなと思うようになり大学へ行くのが苦痛になりました。私は楽しい大学生活を送りたいと思っていたので理工学部が嫌だったらもう一度受験をやり直したいなと考えました。
早速、両親に電話でそのことを伝えると編入学試験を受けたらいいのではと言ってくれたので中央ゼミナールで勉強するようになりました。理工学部から文学部へ行こうと思った理由は、高校生の頃から出版業界へ入りたいという気持ちも抱いていたためです。だから周りの人からは理工をやめて文学を勉強するなんて変わっていると言われますが、私にとっては自然な選択だったと思えます。
こうして、6月頃から中ゼミに通うようになりました。

 英語はもともと得意教科で高校時代に文法をちゃんとやっていたのでわりとすぐにコツをつかんだ気がします。ただ、英語はある程度の点数をとれるようになっても英文を読む訓練を怠らないようにすることが大切です。英語の点がなかなかあがらない人は英文をある程度適当に読んだら良いと思います。代名詞が何を指すのかとか先行詞が何なのかということなどは重要なので押さえるようにし、他の分からない単語は深く考えないほうがいいと思います。まずは、理解できない部分は線を引くだけで全体を読むことが大切です。また、英語に慣れた人は文章を後ろから前へと読むのではなく前から順に読んでみて下さい。時間短縮になります。
次に小論文の話に移ります。英語と違い小論文は全く書いたことがなかったのではじめは何を書いてよいのかわからず8月になってようやく書くようになりました。最初に書いた小論文は悩みながら何時間もかけて書き上げました。これじゃまずいなと思っていましたが、何枚も書くように努力したおかげで最終的に1枚30分程度で書けるようになりました。私は文学部の他には社会学部も受けたので社会学部用の小論文の授業を取っていましたが、それは文学部の受験の際にも役立ちました。特に私は文芸メディア専攻を受けたため文学のこと以外にメディアについて書く問題が出されたので社会学とメディアの知識で苦労せずに書けました。でも、小論文で大切なのは慣れるまで何枚も書くことです。慣れれば自分が今まで身につけた知識を利用してどんな内容のことでも書けるようになります。
次に面接と志望理由書の話になりますが、この2つは本番(志望理由書は提出)の1ケ月前くらいに考え始めると良いです。中ゼミの良い所の1つは面接や志望理由書の指導も受けられることなのでぜひ利用して下さい。優しい先生方ばかりなので大丈夫です。

 最後になりましたが、本当に編入学試験を受けて良かったと思っています。せっかく理工に行ったのにという人もいますが、こういうことも有りだと思って気にしていません。編入学をしたいと言って反対せずにむしろ応援してくれた両親には本当に感謝しています。
また、私を指導してくださった先生方、本当にありがとうございました。

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