私の受験体験記

私が中央ゼミナールと出会ったのは大学2年生の夏休みでした。現役の時に大学受験が思うようにいかず、満足のいく結果が出せなかった私が編入という道を考えた瞬間でした。私は夏期講習生として入学し、アルバイトと並行しながら中ゼミに通いました。その後、秋からは後期の単科コース生として通うことにしました。これは、一人暮らしをしている家からの距離やお金を考えての決断でした。夏期までは私は希望の学部学科がはっきりしておらず、とりあえず英語の勉強のみをしていました。後期からの入学にあたって、先生方と相談し、英文学科をねらうことに決めましたが、それはあまりにも遅すぎるスタートでした。試験は11月に控えているのにもかかわらず、最終決断を下したのは9月。残り2か月の勝負でした。半ばあきらめかけていた私でしたが、やれるだけやってみよう!死ぬ気で取り組もう!という強い意志を持って勉強に励みました。学校や中ゼミでの授業はもちろん真剣に取り組み、空き時間や通学時間はすべて英単語に、休日は朝から晩まで図書館での勉強に費やしました。今から考えてもあの2か月は本当に勉強しかしていませんでした。私は中ゼミでもたった2つの授業しかとっておらず、明らかに周りのライバルたちから遅れをとっていたので、人一倍努力しようという精神でやるようにしました。受験校は滑り止めも含め、担当の先生と相談して決めました。しかし、そう簡単に上手く事が運んだわけではありませんでした。過去問では全くと言っていいほど点数が取れず、英文学科でカギとなる自由英作文も対策が遅すぎてなかなか上達しませんでした。家に帰れば一人、もう全部投げ出したくなって泣いて過ごした1日もありました。そんな中でも、中ゼミの先生方はいつも背中を押してくださいました。面談では親身になって話を聞いてくださり、面接練習も嫌というほど付き合ってくださいました。

私は学力以上に気持ちの面で絶対にここに合格する!自分が合格しなければ誰が合格するんだ!と思っていました。模試や過去問でどんなに結果が出なくても、ひたむきにいつも通りの勉強を続けました。授業で扱ったプリントを何度も繰り返し、再提出をし、先生にすすめられた教材をやっていただけです。最終的に3つの大学から合格通知を頂くことができましたが、正直なぜ合格できたのか今もわかりません。試験の手ごたえはまるでなく、終わって帰宅する電車では泣いていました。ただ一つ言えることは、面接で精一杯自分の思いを伝えられたこと、英語面接においては、わからなくても何かしら会話を続けるよう努力したことです。どの大学でもこれだけは必ずやるよう心がけ、笑顔をわすれないようにしました。こうして私の受験は幕を閉じましたが、今振り返るとたくさんの人への感謝の気持ちしかありません。そして、もし中ゼミに来ていなかったら私は確実に合格できていなかったと思います。それだけ私にとって中ゼミの存在は大きかったからです。私は、編入という道を選んだことも英文学科に進もうと決めたことも間違っていなかったと本当に思います。それをずっと支えてくれた中ゼミにもう一度感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございました!

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