憧れだった大学に合格!

 私は大学受験に失敗し、絶対行かないであろうと思っていた大学に進学することになってしまいました。母親は受験時に多額のお金を使ってくれ、なおかつ私が行きたくない大学のためにこれから多額の費用を払うのだと思うと本当に申し訳なかったです。自分もこのままだとプライドが許さなかったので、高校卒業後すぐに編入試験を受けようと決意しました。
 編入試験に挑戦したことによって感じたことは主に3つあります。1つ目は、本当に合格するかわからないという不安です。編入試験はあまり知られていないですし、情報も少なく、毎日とても不安でした。私は地方から上京してきたこともあり、初めはどんなに不安でも頼れる人がいなくてとても辛かったです。また、中央ゼミナールまでは電車で1時間半ほどかかるので、慣れない大学の授業後に通学するのはとても大変でした。ですが、専門の学校に通っているということで自信にも繋がりました。大学受験の時は塾に通っていなかったので、専門の学校で学ぶことの大切さを感じ、ここでちゃんと勉強していれば絶対大丈夫だと思えるようになりました。また、中央ゼミナールに通う度に、周りの生徒さんたちを見て自分も頑張らなきゃと思えました。授業が始まる前はみんな一言も喋らずに勉強していて、モチベーションを上げることができました。中央ゼミナールの生徒さんたちはみんな意識が高く、とてもいい環境だったと感じています。
 2つ目は、受験校のことを調べるのが遅すぎたということです。私は、高校生の時からずっと行きたかった大学が2年次編入を実施していることを知り、編入試験を決意しました。前年度までの編入試験について入念に調べていました。しかし、今年度からその大学は出願資格がとても厳しくなってしまい、そのことを知ったのが少し遅かったと感じています。急いで英語の検定試験をいくつか受けましたが、出願まで時間がなかったこともあり、希望していた学部の出願資格を満たすことができませんでした。出願資格が厳しくなるのが今年度からだったことは、とても運が悪かったと思います。希望していた学部ではありませんが、興味のある学科の出願資格は満たせましたので、その大学を受験し、合格できたことは本当に良かったです。
 3つ目は、先生方への感謝の気持ちです。私が中央ゼミナールで1番ためになったと思うのは、授業ではなく先生との個人面談です。一対一で見てくださるのはとても安心感がありました。私は途中で志望校の学部の変更をしており、受験まで時間もない中、担当してくださった先生方は焦らせることなく、常に優しく接してくださいました。そのため、わからないことはとことん質問できました。志望理由書は、書き方を丁寧に教えてくださり、出願までなんども修正を重ねたため、納得のいくものを書き上げることができたと感じています。面接練習でも、答え方やどんな質問が来るか、どう返すのが良いのかを丁寧に教えていただきました。また、研究テーマが具体的に決まっていなかったので、いくつか提案してくださったり、一緒に考えてくださって心強かったです。私が受験した2校は異なる学部だったので、志望理由書の書き方や面接の内容が違うため、それぞれ専門の先生にご指導いただけたことはとてもありがたかったです。中央ゼミナールにはさまざまな分野の先生がいらっしゃるため、どんな大学を志望していても大丈夫なのがとても良かったと思います。先生との個人面談は、回数を重ねるほど自信に繋がりました。
 結果的に受験した2校両方とも合格することができて、大学受験時の自分からは想像もつかないことで、とても嬉しいです。来年から、ずっと憧れだった大学に通えることはまだ実感がありませんが、中央ゼミナールの先生方、学費を払ってくれた母親には本当に感謝してもしきれないです。自分の選択は間違っていなかったと思うことができました。高校時代の、第一志望の大学に入学した友達や、現在の大学の友達が大学生活を謳歌しているのを見るのは辛かったですが、せっかく上京したのに遊ばずに頑張ったことに悔いはありません。編入試験を受けたことは貴重な経験になりました。

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