夢が実現となった道のり

子育てが一段落した私は、英文学科の4年制大学を卒業してから20数年経ち、日本女子大学で住居学を是非学びたいと思い、昨年の春に準備を進めようと動き始めた。
受験に必要な英語、数学、デッサン、小論文の勉強は、多少触れる機会があった英語を除いては皆無からのスタートであった。受験情報をあちこちで探してみたもののほとんど手に入らず、何をどこから始めたらよいのか見当もつかずにいたところ、中央ゼミナールに行き当たり、私のようなケースの受験生に向く授業やコースがあるのかを知るために面談の予約をとった。
面談をしてくださったのは、後になって知ったのであるが、ステップアップサポート部部長の宍戸先生であった。それまで誰もどこでも答えてはくれなかった私が欲しかった受験情報を、過去のファイルをめくりながら提供して、的確なアドバイスをくださった。どうにかいけるのではないかと初めて感じた。
春期には英語の基礎クラスの講習を受け、4月から総合科生で総合英語S・添削英語S、薬学系基礎数学ⅠA、家政系小論文をとった。
英語に関しては、毎週の単語テストは私にとってはかなりハードなものだったが、ノルマがあることでどうにかこなしていけたと思う。長文を正確に読解するのには、毎週の添削英語と復習&再提出で非常に力がついた。
数学は、自分の都合で数Ⅱの授業はとれなかったが、先生のアドバイスで教科書・教科書ガイド・傍用問題集に取り組み、数Ⅰの授業の後、質問に答えていただいた。
2学期にはいってからは、受験校対策で先生が個々に問題を作成して時間内に解く練習を重ね、励まして頂きながら、どうにか対応できるレベルに達することができたと感謝している。
小論文は、専門の基礎知識を先生指定の教科書から身につけること、新聞記事を切り抜いてスクラップすること、志望校対策の小論文を毎週書き細かに添削していただくことが、志望理由書・小論文・面接どれにも、落ち着いて向き合える自信になった。
4月には私の子供と同年代の学生達と机を並べて念願だった住居学を学べることになった。こうして私の夢が現実のものとなったのも、中央ゼミナールの先生方、ステップアップサポート部のスタッフの方々の細やかなご指導があってのものと、心から感謝している。今後、参考になることがあれば、是非お役に立ちたいと思う。

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