中ゼミのおかげで短期間での対策で合格を掴めた

　私が 2 月末にある明治大学の編入試験の受験を決意したのは大学1年生の8月でしたが、本格的な対策は秋頃からになってしまい、かつ中ゼミには 12 月の冬期講習からの入塾となってしまいました。そこでこちらの受験体験記では、編入を決意したきっかけから中ゼミ入塾、合格までの過程を簡単に書いていこうと思います。
　まず編入を決意したきっかけですが、私は一浪の末滑り止めの大学に進学しました。そこは元々行きたかった大学ではなかったことに加え、学部選択を間違えてしまい、苦痛な日々を過ごしていました。「人生で一度きりの大学生活をこのまま過ごしていいのか？」という疑問が常に頭にありました。1 年の前期が終わり、夏休み中今までの日々を振り返り、「やっぱりこのままじゃ嫌だ！」と強く思い、編入を決意しました。
　夏休み中編入の予備校を回り、実際に 2 年次編入を行っている大学に足を運びました。そして、明治大学の 2 年次編入試験の受験を決意し、専攻は社会学、外国語は中国語を選択することにしました。結局秋は予備校に入りませんでしたが、今後入るなら中ゼミと決めていました。秋からは独学で小論文や中国語を勉強していました。中国語は大学の授業もあり順調に進み、11 月には中国語検定準 4 級を取得できました。しかし、私の志望する現代社会学専攻の試験を受ける上で必要な社会学の勉強が行き詰まっていました。そんな時にちょうど中ゼミから冬期講習の案内が送られ、明治大に特化した講座があることを知り、受講を即決しました。また、面接の対策は 1 人では絶対に出来ないと考えていたので、個別過去問添削講座の受講も決意。中ゼミに連絡し、冬期講習で明治大2年次編入論文と個別過去問添削講座を申し込みました。
　明治大2年次編入論文では、佐藤先生が明治大の過去問の傾向だけでなく、社会学の知識についても分かりやすく教えてくださり、とても役に立ちました。論文が格段に書きやすくなりました。小論文の書き方(構成など)に関しては、独学である程度学びましたが、社会学の単語の説明の書き方や社会学者の論じ方は対策出来ていなかったので、それについても学べて良かったです。また、授業で私の研究テーマに関係する内容も取り上げてくださったので、新たな視点で学べたこと、参考書に載っていない社会学者が知れたことも良かったです。
　個別過去問添削講座では、馬渕先生に志望理由書の添削と面接対策をしていただきました。指導を受けていく中で、志望理由書の完成度が上がり、面接の受け答えも上達していったことはもちろん、研究テーマについて先生も一緒に考え、アドバイスをくださったおかげで、自分が明治大でやりたいことがより明確になりました。この研究テーマについて一緒に考えてくださったことが、編入試験合格の大きな要因だと思います。
　中ゼミで対策する日々が冬頃から続きましたが、中国語は難しく、講座内での論文の課題や過去問の添削はいつも評価が悪く、面接は不安で、心が折れそうでした。「もう受けるのやめようか。どうせ受からないし放棄しようかな」と入試直前まで何度も思いました。そんな時は、明治大に行きたい！という気持ちと、大学受験での悔しさを思い出しながら必死に机に向かいました。明治大の図書館で明治大の編入試験の対策をすることも多々ありました。
そして迎えた入試当日、中国語も論文も傾向が変わり、面接はかなり圧迫感があり、終わったあとは絶対に落ちたと思いました。今まで指導してくださった先生方への罪悪感を抱えながら、合格発表日まで過ごしていました。また、2 年次編入が上手くいかなかった場合は3 年次編入に切り替えると決めていたので、中ゼミ出版のデータブックで 3 年次編入について調べていました。
　合格発表日、恐る恐る開いた明治大の PDF ファイルに、自分の番号が書かれていました。最初は信じられず、何度も何度もページを再読み込みし、見返しました。何回再読み込みしても自分の番号があることを確認し、嘘！？！？やばあああああ！！！！」と叫びながら家中を走り回りました（笑）大学受験を含めた今までの全てが報われた気がしました。親も、親戚も、友達も、前大学の事務の方や教授も、高校の先生も、そして中ゼミでお世話になった方々も喜んでくださり、本当に嬉しかったです。こんなに大勢の方からおめでとうと言われたのは人生初でした。入学の手続きを終え、和泉キャンパスまでの行き方を考えている今、明治大に行ける幸せを噛み締めています。以上が私の編入試験合格までの過程です。
　最後に、私は編入試験に挑戦したことで、自分をとことん見つめ直すことが出来ました。自分が本当にやりたいこと、どのような大学生活を送りたいかを深く考えることが出来たきっかけを作ってくれた編入試験に感謝しています。そして、それ以上に、自分の視野を広げ、やりたいことを見つめ直す際にアドバイスをくださった中ゼミの皆さんに本当に感謝しています。明治大に合格出来たのは中ゼミのおかげです。ありがとうございました。
　次期中ゼミ生の皆さん、心の底から応援しております。諦めなければ絶対に道は開けます！