やらずに後悔するくらいなら

私が中ゼミに通うようになったのは、夏期講習からである。
当時、まわりは総合コースで4月からコツコツとやってきた人ばかりで、そのあまりの差に私は愕然とした。あと3ヶ月足らずで彼らに本当に追いつけるのか、彼らと互角の勝負ができるようになるのか、心配でならなかった。というのも夏期講習の最初に受けた荒木先生のB(ベーショック)レベルの添削英語でかなり低い点数をつけられたからである。
当初から志望していた北大の英語はHレベルと聞いていたため、「もう無理なのでは」とさえ思った。(もともと英語が苦手だったせいもあるかも。)しかし、「まだ最初だから、夏の終わりまでに追いつければ」という思いで、もくもくと授業を受けることにした。毎週添削英語をとり、BからHへと一週ごとにレベルを上げていき、徐々に編入の英語へと慣れていく計画をたてた。自分自身の中で決めていたことは、とにかく荒木先生の授業だけをとって先生を信頼してついていくこと。これが大正解で、私の英語力は上昇し、2学期にはクラス(Hレベル)でも10番以内に入るまでの実力がついた。もちろん2学期の単科も荒木先生の英語をとった。できれば、総合コースでやりたかったが、大学、編入、アルバイトの3つをこなしていた私にはそんな時間はなく、泣く泣く単科をとった。ただ、全訳のような英語がでる大学を受ける人は、英語だけでもとることを勧めます。全訳は少しでもやらなくなると感覚を失うのです。
次に専門についてだが、夏期で使ったテキストを繰り返し読み、それを文章化することを心がけた。先生には厳しい添削をされると思うが、答案は毎回提出すべきであると思う。それが自分の力に変わる。
中ゼミには生徒をサポートしてくれるシステムがそろっている。授業はもちろんのこと、志望理由書の添削、過去問の閲覧、コピー、進路相談等の多岐にわたる。こうしたシステムは生徒が自ら利用しなければうまく機能しない。だから事務の方々を恐れずに、思い切って話しかけてみよう。案外優しく対応してくれると思う。
最後になりましたが、先生方スタッフのみな様、3ヶ月という短い間でしたが、本当にありがとうございました。これを読んでいる受験生も最後まであきらめずに合格目指して頑張って下さい。やらずに後悔するくらいなら、やって後悔すべきです。

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