志望理由書と面談

私は前の大学に入学して1年もたたないうちに編入学をすることを考え出した。しかし、私は大学の一般入試を受けたことがなく、その時にやっていたこととやりたいことが全く違う分野だったために何をどう勉強すればよいのか全く分からなかった。そんな時、中央ゼミナールの存在を知り、通うことを決めた。
中ゼミに入ってから思ったことは、自分の学力が想像していたより低かったことである。
特に英語はそれまでほとんど真面目に勉強したことがなかったので、最初の添削英語では構文がとれず悲惨な結果だった。なので英語は中学校の参考書を使って5文型から勉強し直し、一つ一つの文の構文をノートに書くことで英文を訳す練習をした。
専門に関しては、まずは過去問題を見て問題の傾向を知ることから始めた。中ゼミには過去問題がたくさんあったのでそういう面ではあまり苦労はしなかった。授業ではそこを集中して聞くようにした。自分の場合は授業だけでは補えない部分もあったので、そういうところは自分で勉強した。
あと予想以上に苦労したのが志望理由書と面談の練習だった。志望理由書を書き始めたのが願書締め切りの3週間くらい前だったが、その時に大学入学後にどのような研究をしたいかが詳しく決まっていなかったので、専門的な本を読んだり、先生方に相談することでなんとか書くことができた。面接の練習も試験1ケ月前から週2日くらいのペースでやって自分のやりたいことをそれなりに言葉にすることができるようになったが、実際の試験では入学後のことについてあまり突っ込まれなかった。
中ゼミ入校時にはほとんど勉強ができなかった自分もなんとか大学に合格することができた。それなりに努力もしたし、苦労もしたけど、本当に大変なのはこれからかもしれないと思っている。入学後に行き詰まることもあるかもしれないけれど、その時はこの一年間何のために勉強してきたかを思い出してがんばりたいと思う。

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