敗者復活戦

 私は、現役・浪人と2度にわたって明治大学を受験し不合格でした。合格した滑り止めの大学先では、ハビトゥスが異なり自分の居場所がまるでありませんでした。また現在は、学歴至上主義社会と称されるように、学歴によってできる仕事とできない仕事が大きく分かれます。また、学歴フィルターのないアルバイト先でも「MARCH未満はバイトするな」と罵倒されることもありました。そうしたことを受けて、何としてもMARCH、とりわけ明治大学に行きたいと思いました。
 中ゼミには、後期から通い始め、英語は当初から得意科目ということもあり、専門科目の社会学を中心に編入の勉強を行いました。週7で中ゼミの授業を受講し、朝から夕方まで大学の講義、課題、そして、夕方から夜まで中ゼミの授業という形で毎日を送っていました。
 明治の情コミの試験は、試験日程が遅いように思えてプレゼンがあるため試験対策は早期から取り組む必要があります。実際に「やりたいこと」があり大学に通う学生は全体の10%もいないように思えます。私自身も当初は、明治大学に行きたいというだけで、「やりたいこと」などありませんでした。そのため、志望理由書やESに関しては早い段階から明治の情コミで「何が学べるのか」ということをHPや本を通して認識し、自分の興味のある分野に焦点を絞る必要があります。  
 小論文は、原稿用紙の使い方すら知らない状態からスタートし始めました。専門科目の小論文は、多くの人が初めて書くと思います。そのため、自己流で勉強をするのではなく、とにかく「授業で習ったものを完璧にする」ということを徹底し、授業で習ってない用語に関しては覚える必要はないと思います。習った用語は概念を丸暗記するだけでなく、小論文でどのように引用するのかを意識して勉強すると理解も早まると思います。中央ゼミナールでは、何度も小論文を添削してくださるので、めげずに提出し続けるべきです。さらに、小論文は知識だけでなく、文章力や構成力も問われるので、何度も何度も先生方の模範解答を書き写す必要があります(目安はテーマが与えられて、5~10分以内に1200字の解答を何も見ずに言えるようになるまで)。実際の試験でも、授業で先生方に教わった用語のみを用いて1200字書きました。(私は、齋藤先生の模範解答を何度も書き写し、それをベースに他の先生方の授業の内容を肉付けし文章を構成してきました。)
加えて、試験日程が遅いことによって、多くの人が受験しやすくなり、受験生のレベルも高いように思えます。編入は一般試験とは違い、合格の基準がないので、年によって合格基準となる点数も大きく変わります。「何をしたら受かる」という保証はなく、極限まで英語や専門科目を仕上げることが求められます。 
試験本番の1次試験は、多少の緊張はありましたが、ほとんど緊張はしませんでした。試験直前は、目を閉じて音楽をひたすら聴き、平常心を保つことを意識しました。よく試験前になると単語帳などを見る受験生がいますが、自分としては、「試験直前に悪あがきをするくらいなら、最初から単語帳仕上げてくれば良いのに」と思っていました。「本番は練習のように、練習は本番のように」という言葉があるように試験直前はいつもと同じ力を出し切ることができるように精神を落ち着かせることに時間を割いた方が良いと思います。2次試験は馬渕先生と共に準備を進め、「1日でも早くプレゼンを聞いてもらいたい」という気持ちでいっぱいでしたので当日も自信をもって楽しく発表することができたと思います。
 確かに一般入試の時に十分な努力をしたという人もいるかもしれませんが、それで落ちたのであれば結局は努力が足りなかったということになります。合格した人はあなた以上に努力に努力を重ね、合格しています。編入は、一般入試で落ちた人が再挑戦しようとする試験が主であり、自分の進路を決めることができる最後のチャンスとも言えます。あなたの周りの人たちはすでに楽しい大学生活を送っているかもしれませんが、周りに流されず謙虚に正面から未熟な自分に向き合って、編入の勉強に取り組んでください。中ゼミの面談料は普通の人からしたら確かに高いように思えます。しかし、面談時間内での志望理由書やESの添削、プレゼン・面談の練習は合格するには必須です。面談料を払うことを躊躇わず中ゼミの講師を活用してほしいと思います。

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