私と編入と中ゼミと。

 私が編入学試験を知ったのは高校 3 年生の受験終了後でした。大学受験で、今までに味わったことのない挫折、誤魔化すこと、逃げることができない失敗を経験しました。そんな中、少しでも前向きでいるために、編入の選択肢を視野に入れました。浪人を親戚から大反対され、ネガティブな気持ちで入学した滑り止め大学でしたが、予想していたのとは全然違いました。周りは素敵な人が多くて過ごしやすいし、大学生活は楽しいし。夢を持っている人、目標に一直線な人も多くて、いい刺激をたくさん受けました。しかしそんな中、どんどん変わってく環境やどんどん深くなってく人間関係に疲弊して、編入のことは頭の隅っこにおいやられていました。
 そんな時に、高 3 の時にたてた、大学一年生で留学する!というプランを実行しました。それで去年の夏カナダに短期留学へ。そこでホームステイした先の家に魅せられて、空間デザイン、人間の行動、快適な感情などに漠然と興味を持ちました。これが心理学に興味を持ったきっかけです。そこからどんどん本を読んで、知識つけて、学びたいものが見えてきた時に、心理学を学びたい!でも今の大学では心理学を学べない!となり、そこで編入を本格的に考えはじめました。
 インターネット等で情報収集していくと、編入学は情報戦でもあると言うことを知りました。そこで中央ゼミナールの資料請求をしたのが始まりです。私は地方だったため、スクールに通うことができませんでした。そのため、通信サポート講座を受講しました。地方生の私が、中央ゼミナールで良かったと思うところは 3 つあります。1 つ目は、やっぱり情報量の多さです。編入を考えている人なら、編入学試験の過去問や受験情報の重要性はわかると思います。そこを中ゼミでカバーできるのはとても大きかったです。2 つ目は、電話による面談です。面接練習はもちろん、自分の目指す大学についての話や研究したいテーマの掘り下げ方などの学習相談まで付き合っていただきました。これは志望理由書にも生かせる内容でとても役に立ちました。3 つ目は、テキストや単語帳です。中ゼミから送付される教材は、心理学の単語を厳選してあり、とても学びやすかったです。これからもこれらを用いて勉強を継続していきたいと考えています。
 半独学だったため、専門がわからないことばかりだったし、英語は思うようにスコアが伸びないし、本当にしんどかったです。しかしそんな中、継続して頑張り続け、合格を勝ち取れたのは中央ゼミナールのサポートのおかげだと思います。中央ゼミナールのサポートの下、合格するまでにやらなければいけないことを整理でき、また、目標も具体的に可視化することができました。
 そして…捨て身で挑んだチャレンジ校、大阪大学。現役では考えられないような大学を第一志望に掲げ、周りからは無謀だといわれました。しかも受験直前の時期、1 校目の口述試験でコテンパンにされてからの、そこよりもレベルが高い2校目大阪大学の受験だったため、本当に自信を喪失していました。そんなときに電話面接で先生に褒めてもらったことを思い出したり、必死に勉強したノートを見返したりして、自信を取り戻して試験に挑みました。
 試験が終わった後の感想としては、問題に恵まれたな、戦えたな、という感じでした。周りのライバルに喰らいつけたなって。そして完全にやり切った、ってスッキリしました。結果発表の日、ホームページに自分の番号があった時は、震えました。そして高 3 の時の自分や今までの頑張りが報われる感じがしました。編入受験を決めた日、勇気を出して中央ゼミナールに電話をしてよかったです。これから思う存分、学びたいことを学んでいきたいと思います。本当にありがとうございました。

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