なんで、僕が名大に⁉

 私、2019年度中央ゼミナール(以下、中ゼミ)大学編入総合通年コースに在籍し、この度、名古屋大学法学部第3年次編入試験に合格しました。その他、香川大学法学部3年次編入試験と、北海道大学法学部2・3年次編入試験併願も受験し、前者は、合格、後者は、ダブル不合格という結果に終わりました。長いようで、短かった中ゼミでの生活を振り返りながら、受験体験記として、私が心掛けたことを記していく。
 私が編入試験を受験したきっかけは、学歴コンプレックスを抱えていたことが大きい。具体的には、国立大学もどきの私立大学と揶揄されていたり、出身大学はどこ?と聞かれた時に、〇〇〇大学と答えても、「あー。」「ふーん。」と微妙な反応を示されるのが、この上なく悔しかった。そこで、「国立大学に編入してみせるぞ」と意気込み、昨年、私が大学1年生の時点で中ゼミに通い、北海道大学法学部2年次編入試験と信州大学経法学部総合法律学科2年次編入試験を受験した。その結果は、両校とも不合格だった。「このまま、編入できないのは悔しすぎる。今年こそは」と思い、今年は三年次編入試験にラストチャンスとして挑戦した。
 中ゼミには、2年間通ったが、特に2年目は、前年の失敗を活かして、「何が何でも編入してやるぞ」という気迫を持ちつつ、「ラストチャンスで、もう失敗は許されない」というプレッシャーもあった。以下、合格にこだわり、実際に私が心掛けたことを紹介していく。

①中ゼミに所蔵されている過去問を早い時期に閲覧して、数カ月後の自分なら解けそうだなぁと思える大学を3~5校目星を付けていた。
②目星を付けた大学を、実際に下見した。(春休み中に行かれることをオススメしたい。)
③睡眠時間は、6時間以上取ることにした。(10月、11月の直前期には、緊張して眠れないことも考慮して、勉強開始時期には7時間程度意識して寝ていた。)
④リフレッシュを大切にした。(⇒編入受験生自体がレアで孤独になりがちである。しかも一般的な大学生が講義・サークル・部活・バイト・恋愛・タピオカ・旅行・『天気の子』・起業・投資・インターン・意識高く説明会に参加・宗教勧誘・喫煙・パチンコ・留学等各々の大学生生活を謳歌している中で、編入試験の勉強を続けることは中々キツイと思う。そこで、一日以内でできるタピオカ、『天気の子』、コメダ珈琲店に通うことや下見を兼ねて旅行はリフレッシュとして敢行した。)
⑤在籍校の単位をなるべく多く、さらに秀や優などの良い成績を取る。(一年次にフル単だったので、2年次はかなり楽だった。)
⑥面接の練習をした。(具体的には、鏡を見ながら、顔の表情には特に気をつけた。また、就活や大学AO試験の面接対策用のYouTubeを見て参考にした。)
⑦自分が成功しているイメージを膨らませていた。(⇒合格発表日に、自分の受験番号が掲示されている姿をイメージしていた。)
⑧最終的には、神頼み。(神戸北野天満宮さんにお祈りした。ありがとうございました。)
⑨オススメされている勉強法を柔軟に取り入れてみた。(メモ書きに青色ボールペンを使用したり、復習は自分が先生になったつもりで架空の生徒に教えるという形式で声に出して行った。)
⑩試験開始前に必ずラムネを食べていた。(⇒チョコレートでもいいかも?)
⑪人気があり、口コミのいい美容室を訪ねた。(⇒髪型って結構大事!)
⑫トマトジュースを飲んだ。(⇒口内炎によく効くらしい?)
⑬過去問の演習に力を入れた。(具体的には、制限時間はあまり気にせず、満点答案やそれに限りなく近い答案を、英和辞典、中ゼミのテキストや基本書で調べながら、作成していった。その他、中ゼミの指導スタッフの方々にも添削や質問を積極的に依頼した。)
⑭新聞やニュースを毎日必ずチェックした。(今年は、韓国の話題が多すぎたような気がするが…他方で、日本の社会・政治・経済に関する話題には特に注意した。)
 
 以上が、実際に心掛けたことである。さて、編入試験を受験しようか迷っているそこのあなた!ここまで読んでくれたあなたのその集中力を、(編入試験に限らず、様々な資格試験等も含めて)様々な機会に向ければ、きっと良い結果が得られるかと思います。迷ったときは、まずは中ゼミに来校して、指導スタッフに相談してみよう。何か良いアイデアが見えてくるかもしれない。
 最後に、改めて中央ゼミナール指導スタッフの方々をはじめとした関係者一同に感謝を申し上げるとともに、来年度以降の中ゼミ生におかれましては、皆さまに「桜が咲き誇り、満開となること」を心よりお祈りしております。

タイトルとURLをコピーしました