最後まで諦めずに前向きに

 私が初めて中央ゼミナールに足を運んだのは受験の一年半前です。その時はTOEICが500点台で志望校を口にするだけでも気が引けました。そこで英語での不安を無くすためにTOEICに取り組みました。(最初はTOEFLに挑戦しようとしていましたが間に合わないと感じTOEICに切り替えました。)このとき、志望校は東北大学、神戸大学、横浜国立大学に決めました。そして、無事に合格者の平均とされる800点を超えることができたため、専門科目に取り組むために5月頃から通信サポートコースでミクロ経済学、マクロ経済学を受講しました。中ゼミに入ることには3つの利点があります。一つ目は独学での勉強では培うことができない記述力を身につけることができること。二つ目は志望理由書の添削をしてもらえること。三つ目は過去問が10年分ほどあることです。過程を意識して答案を書くのは最初は本当に大変でしたが丁寧な添削のおかげで記述問題にも自信をもてるようになりました。計算問題に関しては自分で市販のテキストを9冊ほど購入し、すべての問題を解けるようにし、語句もすべて答えられるように暗記ku梃C泙靴拭w)€。学校の授業やレポートもありましたが最低でも一日10時間は勉強するように意識しました。しかし、メンタルを保つのは大変でした。そこで支えになったのが中央ゼミでした。周りに経済学を専門とする先生がいなかったため、市販のテキストと中ゼミの添削が唯一の先生でした。近年はSNSで編入受験生同士の交流したり情報を集めたりすることができます。ただ、その時間があれば他の受験生より一分でも多く勉強したいと思いSNSアプリはスマホから消しました。また、私は自分のメンタルが弱いことをよく知っていたので受験まで他の受験生とは一切連絡をとりませんでした。周りには文系編入する人が誰もいなかったので夏休み後半にはクラス全員の就職や進学(工学部編入)が決まり、一人だけ進路が決まっていない状態になった上、卒業研究も進めなければならないためかなりきつかったです。9月には模試の会場受験と個人面談を受け当日の雰囲気を感じ、課題も見つけることができました。それから2か月経ち、11月の初めに神戸大学、後半に東北大学、横浜国立大学を受験しました。例年通り、倍率は神戸大学が4~5倍、横浜国立大学が約10倍でした。結果としてはすべての大学に合格することができました。
 途中つらすぎてやめようかとも思いましたが諦めずに勉強を続けて本当によかったです。このような高倍率の編入試験に合格できたのは中央ゼミのテキスト、市販のテキストをとことんやりこみ基礎を固め、過去問にも十分に取り組むことができたためと考えられます。お金はかかりますが自分で情報を集めるコスト、大学に落ちた場合の生涯所得など考えると中央ゼミに早くから入り対策をしていくことが合格への近道と考えられます。編入試験は最初で最後の大学受験と決めていたので、結果を出せて本当に良かったです。答案の添削をしていただいた遠山先生、志望理由書の添削をしていただいた本多先生本当にありがとうございました。

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