編入に向けて

 編入試験に向け、冬期講習を受講させていただきました。私は経済学部への編入を希望していたので、個別過去問添削講座を通じて志望理由書、面接対策、小論文の添削指導をしていただきました。また、それに加えて時事経済学論文講義も受講しました。
 まず、最初に取り組まなければならない志望理由書に関しては、私は編入学後その学部で学びたい内容と計画しか書けず、出願するスタートラインに立てていませんでした。そうしたなかで、なぜその大学のその学部でなければならないのかという理由やなぜ資格取得を目的とする専門学校や大学院ではないのかといったことを考え指導していただきました。また、関心を抱いている分野への私自身の現在を学ぶ姿勢も重要であるため、その面も指導していただきました。その結果、1つ1つを整理して考えることができ、完成度高い志望理由書を作成することができました。また、面接に関しては作成した志望理由書を元に、実際の試験の面接で想定される質問を考え、その質問に対する適切な回答方法を指導していただきました。
 次に時事経済学論文講義では前半に日本経済の現状に関して解説され、後半でその日に扱ったテーマの小論文を作成するという形式でした。実際、私は経済学に関わる時事問題に関わる時事問題に関して受講する前は、分野別に整理できておらず知識も曖昧でした。また、答案作成時の段落構成も適切にできていないため答案の完成度も非常に低く不安を抱えていました。しかし、この講義を通じ時事経済に関わる分野を少子高齢社会・雇用問題・社会保障・グローバル化といった大きく4つの分野に分け、それぞれの分野に関するキーワードを覚え基礎から学ぶことができました。その中でも、雇用やグローバル化に関わる分野は日々変化が激しいため、日常的に新聞を読み関連する経済記事は切り取り常に現状を理解することが大切だと感じました。また、講義の後半で作成し提出した答案に関しては、高評価を得られる答案へと添削され返却していただき、正さなければならない知識の誤りや主述の関係、誤字脱字などを把握し理解することができました。
 冬期講習の講座を受講し私は、万全な状態で試験に向けた準備を進められ、試験に取り組むことができたと感じました。志望した学部に合格することができ、小論文や志望理由書を基礎から丁寧に指導していただいた担当の先生には感謝しています。またステップアップサポート部教職員の方にも親切に対応していただき感謝しています。

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