編入は情報戦

 私が北大を志望したのは高2の冬。その後2年間浪人するも北大には届かず。私は逃げるように北海道を出た。そして今年北海道大学教育学部3年次編入試験に合格し、ついに約6年に及ぶ受験生活に終止符を打つことができた。これから私がここに記すことが志を共にする後輩に少しでも役に立てれば良いと思う。
 まず、私は中央ゼミナールに「通信サポート生」として在籍した。北大編入を志望する受験生は北海道在住者が多い。これを読んでいるあなたも北海道に住む編入志望者なのかもしれない。あなたは今、「通信で合格できるのか」、「対面授業を受けずに学力は向上するのか」、そう思って中央ゼミナールへの入学を躊躇しているかもしれない。大丈夫。私も1年前全く同じ状況だった。だからそんな自分と同じ状況のあなたに伝えたい。“中ゼミには合格への万全な体制が整っている。迷わず、入学するべきだ。”
 私は3回大学受験をし、2年編入試験のために勉強した。そこでわかったことがある。「大学受験と編入受験は全くの別物」ということだ。大学には求める学生像がある。この学生像に不適合である場合、どんなに高い学力を有していてもその受験生は合格することはできない。私が中ゼミに入学して最も強く感じたことは「編入試験は情報戦」ということだ。編入試験に合格するためには今までの大学受験に関する考えを一度捨てる必要がある。つまり、編入試験は必ずしも、高学力の人間が合格するわけではない。編入試験に合格するためには編入試験に関する情報をいかに多く集められるかが非常に重要だ。編入試験には編入試験用の勉強方法がある。編入試験を大学受験の延長と考える、誤った勉強法は受験生を結果として合格から遠ざけてしまうだろう。
 では、どうすれば合格できるのか。その答えが中ゼミにはある。中ゼミへの入学は編入試験合格への近道なのだ。通信サポートコースに入学した時点で、今まで探しても中々みつけることのできなかった編入試験に関する情報をあなたは手にすることとなる。この時点で合格はグッと近づいたと思っていい。この編入に関する情報を知るか。知らないか。これは受験生に大きな差をもたらす。特に重要なのは受験情報と過去問だ。大学には必ず特色や傾向がある。これを分析せずして合格することは困難だ。中ゼミには圧倒的な情報量がある。
 また、中ゼミには受験生をサポートする万全な体制が常に整っている。メールや電話で編入に関するどんなに小さな質問でもすることができ、対応は迅速かつ、適切だ。特に私が役だったと感じるのは面接練習だ。中ゼミの面接練習は1対1。練習してくれる先生は編入のプロだ。過去の面接データをもとに、多様な視点で指導を行ってくれる。私は中ゼミの面接練習のおかげで編入試験本番の面接が物足りなく感じたくらいだ。もちろん電話での面接練習にも対応している。
 続いて科目指導。私は単科1科目コースを選択し、ハイレベル教育英語を受講した。この科目では受講生が自分の志望領域に関する問題を読解し、先生に添削指導をしてもらうという授業だ。通信指導と聞くと、一方通行の授業形態をイメージするかもしれないが、中ゼミの添削指導は一味も二味も違う。提出した課題は1行1行非常に詳細なチェックとアドバイスが添えられて受講生に返却される。このきめ細かさに私は非常に驚いたことが忘れられない。そして課題には合格点が設定されており、合格基準に満たない場合は繰り返し再提出を行うのだ。実際に先生と顔を合わすことはなくとも、先生はあなたに合った最善のアドバイスをくれる。中ゼミの通信の授業は一般的な予備校の先生が一方通行に知識を教え込む受動的対面授業より、よっぽど能動的だ。その授業の質の高さは受講すればすぐにわかることとなるだろう。
 最後に、繰り返しにはなるがもう一度伝えたい。「編入試験は情報戦である」ということを。編入試験の勉強を始める前に編入試験のことを知らなければ勝ち目はない。「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」編入試験の本質をいち早く見抜いた者に合格は訪れる。編入合格に必要なのは学力のみではないのだ。何が自分に不足していて、何が自分に必要なのか。なんとしてでも合格したい。自分は何をすれば合格できるのか。その問いの全ての答えが中ゼミにはある。中ゼミの先生に言われた忘れられない一言がある。「これだけやったのだから…という考えは甘え。どんなに努力しても方向性を誤っていると合格はできない。」この厳しい一言には編入試験ならではの要素がいくつも内包されている。すでに努力している。そしてこれから努力しようと思っているあなたに伝えたい。どうか努力の方向を間違えないで欲しい。中ゼミに入学したからといって100%合格できるわけではない。だが、120%あなたがやるべき方向性を中ゼミは示してくれるだろう。

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