最後まで諦めず志を貫いて!

 大学4年生目前、就職活動開始とともに、卒業後の進路選択を迫られる時期となっていました。そのとき私は、自分のやりたいことを見つめ直した結果、家業を手助けしたいと思ったことがきっかけとなり、看護学部を目指すようになりました。私は大学2年生以降、英語に触れておらず、また、今まで小論文を書く機会がなかったため、小論文の勉強の仕方も分からない状態であり、独学だけでは不安だったため、予備校に通うことを決断しました。インターネットで調べ、評判が良く実績がある中央ゼミナールにしようと思いました。入会前の面談で、宍戸先生と初めてお会いして話をし、看護学部へ入ることの難しさ、受験の大変さを改めて思い知らされ再び不安を抱きましたが、宍戸先生の「一緒に頑張りましょう」という言葉と家族からの声援から頑張ろうと思い、4月下旬から中央ゼミナールに通いました。
 私は一人暮らしだったため、学校と中央ゼミナールに通う日々で精一杯でした。そのため、なかなか勉強時間を確保できず、このままで大丈夫なのかと不安になりました。そんな状態でありましたが、復習と単語は欠かさないように心掛けました。英語は、中高時代にしっかり勉強したお陰なのかあまり文法を忘れていませんでした。和訳の正確さは欠けながらも内容把握程度までは出来ていました。しかし、読むスピードが遅く、単語力に欠けていたので、語彙力を上げようと思い、少しでも時間がある時はターゲットを見るようして、単語を覚える努力をしました。また、添削英語で間違えたところをノートに書き、自分はどういう点で間違えているかをまとめました。そして、そのノートで復習をしました。添削英語の再提出は出来る限り提出していました。
小論文に関しては、書き慣れることから始めようと思い、先生が薦めてくださった天声人語の書き写しに取り組みました。また、出題されると思われるテーマに関連する新聞記事を切り抜き、授業で習った関連事項と照らし合わせて、ノートに使えそうな内容と対策方法などをまとめていました。再提出も時間があるときはなるべく書き直して提出することを心掛けました。
 志望理由書作りは、6月下旬から始め、宍戸先生に何度もアドバイスを受けながら添削を繰り返し行いました。繰り返すことで、自分が目指す看護師像や大学への志望動機、卒業後の進路などが明確となり、自分の中でも自然と整理が行われ、同時に面接対策にもなりました。
これまで勉強方法を述べてきましたが、勉強をするにあたって大切なことは、いかに時間を有効活用するかということです。私は卒業論文と同時進行であったため、時間に制限がありました。そのため、効率良く学習する必要があり、自分の出来ていない部分を補強する勉強スタイルを基本としました。それを見つけ出す方法として模試や日々の講義を活用していくことが最短だと思います。そしてただ受けに行くだけでは身に付きませんので、復習をすることも大切だと実感しています。自分に合った方法で勉強することが一番だと思います。 私は試験前に体調を崩してしまい、最後の追い込みが出来ませんでしたが、宍戸先生からのお言葉が励みとなり、諦めずに受験したことが合格に繋がりました。皆さんもいろいろと辛いことがあると思いますが、中央ゼミナールの諸先生方を信じて最後まで諦めずに志を貫いて頑張ってください。

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