過去問演習は大切

ㅤ私が編入試験を受けようと思った理由は、一般入試で思うような結果を出せなかったことと現在在籍している学校の環境に満足することができなかったからです。なので、私は1年の4月から編入試験に向けて準備を始めるつもりだったのですが、編入試験の情報量が少なかったことや、具体的にやるべきことが分からなかったこともあり何もせずに1年生を終えようとしてしまいました。そこで、このままではどこにも合格できないと思い中ゼミへの入学を決意しました。
ㅤ私は神戸大学と金沢大学に重点を置いた勉強をしたので、それを踏まえて振り返りたいと思います。まず、両大学ともにTOEICのスコアの提出が必要でした。金沢大学は出願自体に600点以上が必要で、神戸大学は何点でも出願できるものの650〜700点あたりが必要でした。私はTOEICの勉強は中ゼミに入学する前の春休みで全て終わらせようと思っていたので、「究極のゼミ」シリーズと公式問題集を何度も繰り返し、4月の試験で無事745点を取ることができました。
ㅤそれでは次に各大学の対策について述べます。まずは金沢大学です。金沢大学は試験が9月の初めと早いですが、とりわけ特別な対策をする必要もなく日々の授業を大切にすることが重要だと思いました。具体的に、憲法と法学概論は毎回の解答例を何も見ずに書けるようにし用語集を全て覚え、時事課題文は配られた資料と解答例を熟読しました。ただ、政治学については時間も足りなく頻出度が高くないように思われたので用語集の重要な用語を抑えた程度でした。過去問は夏休みに入るあたりに解き始めましたが、前期の授業でやった内容で充分太刀打ちできる内容だと感じました。ただ、金沢大学は本番でも字数制限がないので、日頃から過去問演習を通して目安の字数を意識して書くことが重要だと思います。金沢大学の合格発表は10月の頭で他の併願先の試験日より早かったので、合格していたことでより安心してその後の試験を受けることができました。
ㅤ次に、神戸大学ですがこちらも中ゼミの授業でやった内容を身につけることが大切だと思いました。特に法学概論は得点の半分を占めていたので、重点的に勉強しました。ただ自分は、民法や刑法などの勉強にまで手が回らず本番で思うような答案が書けなかったので、民法や刑法なども並行して勉強しておけばよかったです。一般教養については、具体的な対策を立てるのが難しいものの、年度によっては政治学の内容から論述できることもあるので、やはり中ゼミの授業を抑えることが重要です。
ㅤまた、授業外では面談で志望理由書の添削や模擬面接など独学では絶対に受けられなかったであろう指導をして頂き、合格に導いてくださいました。受験生の皆さんも、答案添削や志望理由書添削などは積極的に活用し、勉強方法について少しでも不安なことがあればすぐに相談することをお勧めします。

 最後になりましたが、中ゼミの先生方、スタッフの方々には本当にお世話になりました。ありがとうございました。

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