現役の大学受験にて、滑り止めの大学への進学が決まった時点で、私は編入を考えていました。自分の学歴に満足いかないことや、過信ではありますが、自分の能力はこの程度ではない、もっとできるはずだ、という思いから編入を希望しました。通常、編入は三年次としている大学が多いので、二年次で編入制度を設けていて、なおかつカリキュラム等自分のやりたい研究をおこなっている大学を探すことに時間がかかりました。私の希望する学部系統では国立大学はほとんどありませんでした。両親には、もう一年待って国立を受けたらどうかとも言われましたが、現役で失敗した悔しさが鮮明で、自分の改善すべき点を明確に自覚している今が挑戦しどきだと、私は思いました。マイナス思考でネガティブ、気分屋で怠惰、柔軟性に欠けているこんな自分を変えて自信をつけようという気持ちで編入への道のりを歩み始めたのです。
志望校合格までの道のりを思い返してみて、なぜ私が合格できたのか、その理由は大きくわけて以下のふたつだと思っています。まずは、やはり中ゼミの先生方の指導のおかげです。授業では英語の基礎、文法や構造などから教わりました。すでに聞いたことがある内容であっても、どうしてそうなるのかが説明できなかったり、知識の定着が曖昧であったりすることに気づかされました。少しばかり自分の能力を過信していましたが、つまらないプライドと今までの固執した考え方を全部捨て、中ゼミで教えてもらうことを糧にして、新たに自分のものにしていこうと思いました。「合格させようと思って君たちを指導するんだから僕を信じてください。ただしそこに座って授業を受けるだけでは絶対に受からない。」と初回の授業で言われ、中ゼミで教わったことは家でも見返し、添削課題は毎回再提出を心がけました。「×が付くことを恐れるな」これも先生に言われたことです。×が多い解答用紙こそおいしいということが、中ゼミを活用するとよくわかります。理解しているところとそうでないところが添削によって明らかになります。毎回の課題で受講生に理解してほしいポイントがあげられているので、できなかったらその分野を参考書や授業プリントで見直して復習していきます。受験勉強と言ったら常にこの繰り返しでした。満点がとれることはないので、常に復習と反復を行います。このシステムだからこそ、今何を勉強したらよいかわからないということがなく、目の前の苦手と弱点を克服するべく、効率的に学習を進めることができたのだと思います。
二つ目は精神面において、自分で自分をうまくコントロールすることができたからだと思います。高校までは部活の重圧、友達との関係、恋愛や、自分自身について非常に悩み、一度悩むと、いつまでも切り替えられずにいました。とにかく精神的に弱く、恥ずかしながら、自分が一番つらいと思い込むしかできなかったのです。しかし、田舎から上京して一人暮らしを始めると、ある程度時間にゆとりがうまれ、ひとりの時間が増えたことで、なんとなく精神が安定していきました。中ゼミに来ると、私よりずっと年輩の方や、働きながら受験に臨む人、自ら学費を稼いでいる人、浪人している人、時間をかけて中ゼミに通う人など、様々なバックグラウンドを抱える人々がいることに気づきました。私は親から金銭的な援助を受けながら、全ての時間を大学の授業と編入の勉強、寝食その他に充てることができる恵まれた境遇にあることを理解してからは「どんな困難があってもブレない!」と決心して来たるべき試験に備え、勉強に励みました。不安で考え込んでしまい、家での勉強中に手が止まることも何度もありましたが、落ち込んで勉強時間を削っていては、去年の自分と同じ。人生、他者との勝負より、自分との闘いに勝てないことの方が悔しいように思います。自分で決めたこと、自分との約束を果たしたら、きっと変わることができる!と信じた結果、志望校合格と、自信を手に入れることができました。
「気分ではなく、正しく、いつも同じ対処をする」「知能の違いではなく、パーソナリティの違い」―中ゼミの先生に言われた言葉の中で特に気に入っているふたつです。やるかやらないかは賢い云々ではなく、パーソナリティの違いであり、自分自身がどう在るかが大切だったのです。だったらやってやろうじゃないか!中ゼミの先生方の授業を受けたら、芯にまで響く言葉にたくさん出会います。厳しい言葉と温かい言葉で背中を押し“今が一番”と言える人生を導くサポートをしてくれた中ゼミに、心から感謝しています。
