中ゼミを信じて最後まで頑張れ!

国立大学に入ること。これが、僕の目標でした。大学受験に大失敗したあとにこの目標が叶ったのは、中央ゼミナールのおかげです。
編入学を決心したのは大学に入ってからです。進学校と呼ばれる高校から不本意の大学に入学してしまい、かなり落ち込んでいました。そして入学後も、平気で授業を欠席して遊んでいる人達、大学生とは思えない学力の人達などと過ごさなくてはならず、何の刺激もない時間を過ごしました。この学校を卒業することは絶対に嫌だったので、学歴ごと変えたいと思ったのが中央ゼミナールに入学したきっかけです。
東日本大震災の影響により、5月から中央ゼミナールの経済系の授業が始まりました。初学者だったので、ミクロ・マクロ、マルクス経済学の授業について行くのが大変だったのを覚えています。千頭和先生に言われた言葉も奮起のきっかけになりました。ちょうどこの頃、経済系の生徒が企画した飲み会にも参加し、たくさん友達が出来ました。このことが、自分の中では大きかったです。今年の経済系は頑張る人が多かったので、自分も負けないように努力しようと思えたからです。1学期は授業についていくのが大変でした。千頭和先生の言う通りに勉強して、英語は中原先生の添削で名前が載るくらいまでになりました。中原先生の1学期最後の授業では、トップ5に入れて嬉しかったです。しかし、最後のミクロ・マクロの授業のあとには、先生に「復習が甘い」と怒られたのを覚えています。
夏休みに入ると、周りの仲間は猛勉強をしていたので、自分も朝から晩まで自習室にこもって勉強しました。復習の遅れていた経済学を重点的にやり、英語もやり、和歌山大学対策の論文もやりました。『ワールドビジネスサテライト・再生ニッポン』や、『一流アナリストの7つの道具』などを読み、経済学にも興味がわきました。勉強だけの地味な夏休みで大変でしたが、仲間がいたから乗り切れました。この夏休みが勝負の分かれ目だと断言できます。夏休みに頑張っていた人達が、合格を勝ち取っていきました。
9月下旬に、和歌山大の試験がありました。論文の試験が予想以上の難問で焦りました。試験後は手応えがなく、ホテルに帰ってからかなり落ち込んだのを覚えています。絶対に落ちたと思っていたので、翌日の面接はリラックスして受けることができ、面接官の方に褒められました。
9月30日の和歌山大の合格発表日。落ちたとは思っていたけど、何人位合格しているか気になったので、インターネットの発表を見ました。すると、なんと自分の番号が!!驚きと共に、達成感でいっぱいになったことを覚えています。親に報告したあとすぐに中央ゼミナールに行きました。面接の練習をしてくださった本多先生にまず報告し、祝福のお言葉をいただきました。そして、一緒に勉強してきた仲間に報告した時には、仲間が抱き合って喜んでくれました。この時のうれしさは、絶対に忘れません。
残念ながら名古屋大学と東北大学は不合格でした。しかし、国立大学に合格できたこと、精一杯努力できたことで、この1年間には満足しています。中央ゼミナールの先生、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
後輩のみなさんへ『中ゼミを信じて、最後まで諦めないで頑張れ!!』

タイトルとURLをコピーしました