私が編入学試験受験を決意した理由は、他の人と比べて複雑なものであった。私は一般受験の失敗により国公立大学に入れなかったことを悔やみ続けていたが、実際に再受験することなく1年を過ごしてしまった。私は理系学部に所属していたのだが、正直、どの理系学部学科とも興味関心というものはなかった。そして、進路を決めざるを得なかったので、消去法で選んだのが今までの学科であった。当然そんな理由で選んだ学科の勉強に進んで取り組めるはずもなく、成績は学期を経るごとに下降していった。
しかし、そんな私にも転機が訪れた。それは編入試験制度の存在を知ったことである。私は今まで編入試験というものは高専生が受けるものだと思い込んでいたのだが、実際は現役の大学生も多く受験していることがわかった。そこで今度は、編入試験受験を前提に理系文系の枠にとらわれない進路を模索したところ、私に最適な学部学科が見つかった。それは法学部法律学科である。そして、すぐに私は中央ゼミナールに入会した。
受講コースは標準3科目コースだったが、志望校の出題傾向から、法学概論を集中的に学習していった。英語はハイレベルを受講していたので、難解な文構成に幾度となく悩まされた。
勉強が波に乗り出したころ、大学の講義が重い負担となってのしかかってきた。私の学科は学部のなかでもハードなことである意味有名だった。大学の課題の負担が重すぎて編入試験の勉強に取り組めない日もあり、苛立つことも多かったが、絶対に折れないという決意を持っていたのでなんとか続けることができた。また、電話での面接練習を重ねておいたので、改めて自分の志望動機を明確にし、編入への強い意志をさらに固めることができた。
本番は、中央ゼミナールの添削で出題されたのと似たものが出題されたので、特に問題なく解答することができた。合格発表前は緊張して仕方なかったが、私の受験番号が掲示されているのを見ると、ようやく安らぎを得た。
私は今まで中途半端なことしかできなくて正直自分に自信が持てないでいたのだが、この合格を機に自分も捨てたものではないと思えるようになった。そして、これからはこの自信を胸に様々なことにチャレンジしていきたいと思っている。
最後に私の拙い論文を丁寧に添削して下さった先生をはじめとする全ての中央ゼミナールのスタッフの皆様に深く感謝申し上げたい。
編入試験により自信がもてるようになった
法・政治系