物事に優先順位をしっかりと!

私の場合、小学校の先生の夢が明確となり、現在の大学で小学校の教員免許が取得できないという状況であったことから、大学1年の夏休みくらいに編入という存在を知り、編入というものを真剣に考え始めました。そして、編入を決意し目標が明確とはなっていたのですが、当初私は、正直なところ、半信半疑で中ゼミに入学しました。しかしだんだん学んでいく中で充実感を得ることができ、編入が現実味を帯びていったと思います。
私は単科での受講にしました。最初は受講する講座の少なさに多少の不安はあったのですが、やはり、今の大学生活があっての編入だと考えていたので、今在籍する大学の授業や生活との両立を考えた場合、単科が私にとって最適であると考えました。高橋先生の専門教育学と村松先生の小論文の授業を受講し、英語は独学で行っていました。私にとって、この単科での受講という選択によって、過度に中ゼミに依存することなく、うまく中ゼミを効率的に利用して、受験勉強を進めていくことができたので、今振り返るといい選択であったと思います。まずこれが私の編入の概要です。
次に、私の編入試験に向けての生活を具体的に話したいと思います。私は、当時在籍大学で、運動系サークルの幹部もしており、編入試験ばかり考えていられないといった状況でした。そうなってくると、やはり空いた時間をどれだけ受験勉強に当てられるか、だと思います。私の場合、中ゼミに行くのは、土曜だけでしたので、平日はできるだけ朝や空き時間を利用して、大学の図書館で編入試験の勉強をしていました。
そのような受験勉強を進めるにあたって一番効果を発揮するものは、しっかりと2週間ごとの勉強計画表などを作っておくことだと思います。やはり、計画表を作ることで、視覚的にも具体的に計画が認識できていいような気がします。よって、無理のない勉強計画を立てることが可能になってくると思います。そうなれば、その計画を確実にこなしていけば、自然に充実感も出てくるでしょう。
また、中ゼミの授業はためになるものばかりだと思います。なので、授業での課題の添削などは、確実に毎回提出していくことが非常に効果的だと思います。私の場合は、小論文の課題を毎回再提出していました。やはり、客観的に先生に見てもらい、的確な指摘を受けることが重要で、上達への近道だと思います。
そして、中ゼミでのきめ細かな編入試験対策はもちろんなのですが、私が、一番中ゼミに入ってよかったのは、多くの同じ目標をもった仲間と、刺激や励ましあいながら、試験までの日々を過ごせたことだと思います。特に四大で編入を目指している人にとって、周りに自分の気持ちをわかってくれる人は少ないと思うので、中ゼミでの仲間は、自分にとって一番の支えになると思います。
また、受験の様々な情報を交換でき、受験をするにあたってとてもプラスになることばかりでした。この一年間は、本当に有意義は貴重な時間であったと思います。受験勉強が苦と感じたことは少なかったと思います。
それから、編入試験を確実なものにしていくために重要なことは、物事に優先順位をしっかりとつけていくことだと思います。ただでさえ、今通っている大学の課題や行事をこなしていくことで大変であるのに、そこに編入試験の勉強が入るわけです。そうなってくると、編入試験のことばかりを最優先にして考えることは難しいです。したがって、今は何を優先的にやるべきかなどをしっかり考え、割り切ってけじめをつけながら生活することが大切なような気がします。
この体験記が、少しでもこれから編入を目指す皆さんにとって意義のあるものになれば私はうれしいです。

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