Never too late

「やったっ!!」
聖路加看護大学の合格発表の掲示板の前でそう叫んだ私は、今まで自分に自信を持てなかった私に、これからの人生への勇気がみなぎりました。
私が仕事を辞めて本格的に勉強に取り組み始めたのは、4月末の中央ゼミナールの開講と同時でした。約6ヶ月間、この瞬間を頭に描いて勉強を続けてきたのです。
大学を卒業し、新卒で就職して一年。仕事の楽しさを感じてはいましたが、自分が会社の中で任されている仕事への専門性と将来性を感じられない気持ちが募り、一月頃には転職を考え始めました。しかし、新卒一年目で仕事も半人前な私に、一生通じてやっていく専門性のある職探しの幅は狭く、また自分が興味をもってできる仕事は何かと深く考えました。
そんなときにふと頭をよぎったのは「看護師」。この年齢からでは看護学校に入ってまた勉強するには遅いのではないかという迷いもありましたが、自分の性格にも合っていて一生やりがいをもって取り組める仕事であると考え、転職先は「看護師学校」と決めました。そんな時に同僚から「看護師になるなら聖路加看護大学だよ」と聞き、早速聖路加のホームページを見てみると、9月に他学部からでも可能な二年次学士編入学制度があることを知りました。そして偶然にも、大学のときの後輩が、在学中に予備校で勉強をして他大学他学部へ編入学をしたと聞いていたので、後輩に話をしてみると、それなら中央ゼミナールがいいと勧めを受け、また学校の様子や先生方の親身であった体験を話してくれました。中央ゼミナールのホームページを見てみると、「受験体験記」には私が希望する大学の合格者や、わたしのように一度社会人をしていても、もう一度学びたいという意志を持った方の体験談をあり、「ここだ!」と感じて中央ゼミナールに入校しました。
3月に退社し4月から勉強を始め、本格的に勉強を始めたのは開講の時期でした。勉強するにあたって中央ゼミナールを特に活用した点は、過去問題と受験者の編入学試験に対するレポート、先生方からの大学の試験の様子や面接についての細かな情報、また先生へ何度も迫りくる受験への不安な気持ちを打ち明けたり、自分の弱点の克服方法を相談したりました。
受験への不安はやはり常に拭えきれず、成績が伸びない不安から、編入試験が駄目なら一般試験まで視野に入れて考えようか、専門学校に希望を変更しようかと思い悩みました。しかし、先生に弱音ならぬ相談に行くと、きちんと自分の話を聞いてくれて、これからどうしていったらよいかと親身に一緒に考えてくれる姿にとても勇気づけられ、また頑張ってみようという前向きな気持ちにさせてくれました。何かいつもの強気な自分から弱音が口からこぼれるようになったら、恥ずかしがらずに先生に相談してみるとよいかもしれません。
また私がとった勉強内容は、中ゼミの講義を先生方のアドバイス通り進めつつ、聖路加の試験問題の傾向(先輩方のレポート参考)と対策をしていきました。勉強を始めた頃は、成績が伸びるのに時間がかかると言われる英語に多くの時間を費やし、中盤からは小論文に力を注ぎ、最期の追い込みでは生物にぎりぎりまで粘りました。その勉強方法が幸をそうしたのではないかと思います。
他の予備校と比較しても、中ゼミの講義内容は試験形式に沿っていますし、過去何年分にもなる先輩方からの情報量が豊富です。不安になったり自分の勉強方法に自信がもてないときには、先輩方の情報を読み返して勉強方法を考え直すのもよいのではないでしょうか。
NEVER TOO LATE!何を始めるにも遅いということはないです。勉強していれば、確実に一歩一歩合格へと進んでいると信じて頑張ってください。

タイトルとURLをコピーしました