縁を大切に頑張りたい!

私はこの春から、埼玉大学に通うことになった。もともと私は、この春卒業した短大の併設の大学へ行きたくてその短期大学の国文科に自己推薦という推薦入試で入学した。センター試験は受けたけれど、高3の秋には今の短大に行くことが決まっていたので、受験勉強らしい勉強は編入試験の勉強を始めるまでしたことがなかった。当初から私は短大の併設の大学の日本文学科に編入したかったため、編入することしか選択肢になかった。しかもできるだけ楽をしたかったので、併設大学への推薦編入を目指し、短大生活は授業を必死で受けた。しかし、それは甘いことではなく、編入希望者も多くとても大変なことだと気づかされた。
2年生の春に中ゼミに通う人が増え、推薦がダメでも編入したいと思い、6月から私も中ゼミに通うことにした。古典や英語の授業を受講した。夏休みから中ゼミに入って来る人が多いので、やや早めのスタートを切ったが、6月に入校したため4月から入った人との差がついてしまい、今まで特に勉強して来なかったから授業についていくこと、中ゼミに慣れることにとても苦労した。夏休み直前に私の成績では、併設大学の日文の推薦が厳しいことが分かり、私は教育の推薦を出すことにした。どうしてもその大学に行きたかった。夏からは、日文から教育に変えて教育の授業を受講した。初めて勉強教科と苦手な英語に苦しみ、さらに古典の授業も受講した。自分のキャパ以上にさまざまな物に手を出した私は、推薦試験の英語がボロボロで推薦試験に不合格だった。一般試験でしかその大学への道しかないということに絶望した。でも一般では教育を受ける気は起きずまた日文の勉強を始めた。すでに10月も半ばに差し掛かり焦り始めた。11月に埼大の試験があり特に希望していなかったがみんなが受けるので英語もないし受けることにした。小論文を先生の指導を受けて完璧にし、現代文に必死に食いついた。見事合格した。その後年内に4つの大学を受験した全て苦手な英語がネックとなり不合格だった。2月には併設大学の一般編入を受けた。毎日中ゼミの自習室で友人と勉強した。しかし思いのほかできが悪く、友人の番号しかなかった。3月の明治まで頑張ることを決意してそれから1ケ月また勉強を再開した。しかし、結果は不合格。結果、私は7校の不合格。しかし、ご縁のあった埼玉大学に入学することができ、今はとても幸せである。不合格のたびに自分や家族や指導してくださった先生方に悲しい思いをさせてきたが、これから埼玉大学で一生懸命頑張っていきたいと思う。
人生の中で人は縁や運というものにも大きく左右されながら生きている。努力はした分だけ必ず報われるとは思わない。頑張っても報われないこともたくさんある。でも、編入したいと決意したこと、中ゼミで勉強したいと思ったこと、合格した大学や不合格した大学があることもご縁だと思い、ご縁を大切にその中で頑張りたい。
最後にアドバイスとして、あまり多くのことに手を出さずにやるべきことをきちんと絞ってそれだけに目を向けて勉強することが大事だと思った。

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