大学編入と新大学1年生

 この春の中ゼミの異変は、高校生の相談が多いことです。といっても高校生なのは3月までで、4月になれば大学1年生ですが…。
 受験が終わって思うような結果が出ず、受かった大学にそのまま行って、内心、不満を抱きながらも、編入のために勉強するのはもうイヤだし、お金もかかる、絶対受かるとは限らない…、「しかたないさ」とあきらめてそのまま卒業する…。多くの方がこのような道を通っています。実際、編入試験にチャレンジするのは、現状に納得できない本当に本当に多くの方の中でもごく一握りの人たちです。
 のはずなのですが、今年の高校生の来校の多さに、積極的に自分を変えていきたい、前向きにがんばりたいという方が、もしかしたら、増えてくるのでは…という思いを抱きました。
 そういう新1年生のために、今日は2年次編入について説明したいと思います。
 2年次編入とは、大学1年修了見込み(30単位以上取得見込み)で受ける試験です。単位の規定は大学によって異なるので注意して下さいね。残念ながら3年次編入とは異なり、実施大学が少ないのです。それに一口に2年次編入といっても、実は大学2年修了(見込み)、あるいは大学卒業(見込み)でないと、受験できないケースもあります。編入って本当にわかりにくいんです。
 その2年次編入で私がお薦めしたいのは法学部です。北海道大学法学部(中ゼミから平成25年度は2年次・3年次あわせて13名が受かっています)、同志社大学法学部(ここの2年次編入はめずらしく大学1年在学者のみ受験できます、つまり短大生や大学2年以上在学の方は受験できないということです)を受験することができます。魅力ですね。
 文学部や社会学部希望なら、法政と明治(文学部、情コミ、国際日本)の併願、女性ならあわせて日本女子大学を受験するとチャンスが広がります。
 経済学部は? 経済経営系は…、うーん、マーチレベル以上では法政しか思いつきません(-_-;)。でも、がっかりしないで。全国に目を向けるといろいろな大学があります。それに日東駒専に行きたいという方もいらっしゃるはず。
 今日は自宅で書いているので、続きは資料のある中ゼミで書くことにしますね。また、遊びに来てください。