大学編入あるある~編入のメリットは、学部学科を変えられること 

最近、入学相談にいらした方の中に、今大学で在学している学部・学科とは異なる分野への編入が、できないと思っている方が複数見受けられました。でも、それこそが大学編入最大のメリットです。


たとえば、理系の大学へ推薦で進学したけれども、ミスマッチだった…という方。現在の大学で所定の単位さえ取っていれば文系各学部への編入が可能です。中退していても同じです。所定の単位というのは編入を実施している大学・学部で異なりますが、出身・在学大学で卒業に必要な単位62を持っていれば、あるいは取得できる見込みで実際に取得すれば、編入試験を実施しているたいていの大学は受験できます。


単位認定も最近では60単位程度を一括あるいは包括で認定する大学が多いので、出身学部学科にかかわらず、2年間で卒業できるわけです。
もちろん、中には同系統でないと受験できない…というケースもまれにあります。文系からの理転には多少の制約もありますし、卒業に3年かかることもあります。でも、理系からの文転は多くは2年間で卒業できますし、さまざまな学部学科にチャレンジできます。
そのほか、大学3年生は3年次編入できるのだろうか…という質問もあります。受験資格は大学2年以上在学だったり、2年次修了ですから、それを満たしている大学3年生は、もちろん受験できます。
みなさん、意外に編入の入り口で迷ってしまったり、勘違いしてあきらめてしまったりしているんだなと、あらためて思います。これから何回か、こういうケースを取り上げて、説明していきます。