大学編入~筆記試験以外の準備もしっかりと!

 この前の日曜日は、9月から中ゼミに入学される方に向けたガイダンスでした。共通の心配は、今からの入学で受験に間に合うのかということ。
 
 確かに不安だろうと思います。でも、自分で手探りで準備を進めるよりも、中ゼミでスタッフや講師の力を借りつつ、受験までにやるべきことを明確にしながら進めた方が絶対に有利です。残り時間が少ないだけに日々の時間を有効に使うことが合格の秘訣です。中ゼミをしっかり利用して下さい。
 これは後期から入る方だけに言えることではありません。4月から中ゼミに入学していた方、あるいはご自分で受験準備を進めていた方、気が緩んではいないでしょうか。あるいは中ゼミにいるから大丈夫と安心していませんか。
 昨年も受験しようと思ったら出願が終わっていたという学生がいました。その大学は、編入学試験の試験日が10月10日前後なのに、出願は8月末から9月のあたま。つまり1ヶ月以上も前に締切になるのです。中ゼミではそれまでに2回、試験日程表を配っていました。また、大学別に試験日程を掲示してありましたが、その中ゼミ生は試験日だけ見て、まだ大丈夫と思いこんでいたようです。最終的には第一志望に受かってホッとしましたが、このようなことがないように気をつけなければなりません。
 試験日程で大切なのは、試験日が他の大学と重なっていないか、あるいは続いていないか、ということです。今日は東京で明日は大阪…では、大変です。でもそれだけではなく、出願の締切がいつか、消印有効か必着か、出願書類はすべて揃えられるか、志望理由書はあるのか、合格発表と入学手続きはいつか、第一志望の合格発表前に締切になってしまわないか、などなど、チェックしておくことはたくさんあります。
 勉強が忙しくて出願でミスした…は言い訳になりません。と言っても、うっかりミスでショックを受けるのは皆さん本人です。それだけに後で後悔しないように、受験スケジュールの中に、志望大学関連の事務処理や志望理由書作成のための時間、最終的には面接練習の時間まで確保しておく必要があります。勉強していて集中力が切れたら、試験要項の確認や読み込みをする…でもよいでしょう。
 今回の受験は、高校生ではなく、もう大人の皆さんがするのだということを頭に入れて、勉強もその他の受験準備も手を抜かずにしっかりと、ただし、効率よく、行いましょう。
 中ゼミ生はわからないことがあったら必ず相談を。校外生は中ゼミの質問掲示板のご利用を。プロを利用するのも大人の対応なのです。