立教大学編入のホント?

 法政大学は人気のようですね。昨日は多くの方にアクセスしていただきました。ありがとうございました。大学のことを書いちゃっていいの?という声もありますが、別に悪口を書いているわけではありませんし…。許してくれますよね(誰に頼んでる?)。
 あるスポーツ新聞の携帯サイトによると、「?といわれている」という表現は、「完全なウラは取れないけど、信憑性がある情報」だそうです。私が書いていることで、大学が正式には発表していない情報は、ほとんどが元中ゼミ生からの情報で、試験本番の面接や入学後に、大学教員から聞いたもの…です。念のため。
 さて、今日は立教大学編入のホント?です。
 立教大学はもちろん昔も今も編入試験でも人気大学ですが、中ゼミでは10年ちょっと前に比べると志望者がずいぶん減りました。理由は?…というと。
 当時は編入試験受験の中心は短大生、中ゼミ生の編入志望者の7割がなんと女性でした。ミッション系でおしゃれなイメージのある立教大学は多くの短大生にとってあこがれの大学です。加えて、当時は国立よりも私立の方が断然人気がありました。駒澤大学と埼玉大学の両方に合格した短大生が、駒澤に行くと言って、「国立は頭のよい人が行くところ…」とすり込まれていた私をビックリさせたりした時代です。それにそこはお嬢さん。できれば親元から通学できる東京の大学に…と考える人が多かったのです。
 でも、今は短大自体がなくなっていく中で、編入志望者の多くは大学生に。編入志望の中ゼミ生の男女比は逆転して、今では男性の方が多いくらいです。加えてこの10年で、編入を実施する国立大学が増加しました。中ゼミ生の志望する大学も全国の国立大学へと広がりました。そのため、立教大学を受験する学生が減少することになったのです。
 もう一つ、法政大学と同じく、試験日程の問題があります。立教大学の編入試験は法学部の社会人編入、コミュニティ福祉学部をのぞくと2月、3月の年明けです。中ゼミ生の多くは年内に合格が出てしまいますから、なかなかこの時期までは受験生活が続かないんですね。最初は絶対に立教に!と思っていても、11月頃に一つ受かると…(^_^;)。その気持ちはよくわかります。
 さて、それでは実際に中ゼミ生がどの程度、立教に受かっているかというと…。平成18年度は17名の合格でした。立教大学全学部を合計した受験者数(推薦除く、学内転部含む)は372名、合格は82名で、中ゼミ生の占める率は20.1%ということになります。
 ここでちょっと、古い数字を見てみましょう。平成7年度、今から11年前です。当時は学部学科数が今よりも少なかったのに、立教大学全学部受験者数は内部を除き721名、合格は74名でした。何と受験者数は平成18年度の倍近くで、合格は少なかったんですね。
 それにもかかわらず、当時は中ゼミから30名前後の合格を毎年のように出していたことを、(しかも当時は今のように編入定員を設置した学部なんか、立教にはなかったのに)考えると…、最近の数字はちょっとさびしいです(;_;)。もちろん、さっきも言ったように受験者数が減っているのですから無理ないのですが…。唯一うれしいことは、一人、二人しか受かっていない学科で、中ゼミ生が結構合格していることでしょうか。
 さて、次回は立教大学編入の続きです。今度は実践編と行きましょう! ただし、明日あさってと久しぶりの連休…。自宅で仕事をしない限り(たぶんしない…)、アップが遅れます。申し訳ありません。