大学編入 受験資格の不思議

 もし、「何が編入試験をこんなにわかりにくいものにしているのでしょうか」と聞かれたら、ただ一言、「受験資格!」と叫ぶと思います。一般入試なら、高校卒業(見込み)あるいは同等の資格があれば誰でも受験できるのに、編入試験はそうはいきません。なんせ大学によって…というよりも、同じ大学内でも学部によって、あるいは学科や専攻によって異なることがあるのが、受験資格です。
 特に大学生が受ける場合。はっきりと2年次修了(見込み)で62単位以上取得(見込み)者と明記されていればよいのですが、なかには所定の単位取得(見込み)者と書かれている場合もあります。所定の単位って何???っていう感じです。
 受験生にしたら、2年次に科目登録した単位はすべて取っていなければいけないんじゃないか…とか、今の大学の3年次への進級条件を満たしていなければダメかな…とか、悩むと思います。
 基本的にはこういうケースは、40単位くらいしか単位(見込み含む)を取得していなくても受験できることが多いのですが、もし、この件で中ゼミが質問を受けても、万が一、まちがった回答をしたら責任があるので、大学に確認してくださいと答えることになります。
 さて、いろいろな受験資格を見てきた私ですが、いまだにへえ?と思うことがあります。
次回はその中から、同志社大学法学部や東北大学経済学部などについて、紹介しましょう。
 明日はお休みなので、この続きはあさって以降に。