今日は日記風??

 昨日はスタッフとの打ち合わせで、ブログは日記なんだから、こ難しい受験の話だけでは、読んでもらえない…という話になりました。あれれ…、編入のことばっかり書いている私って、ブログ失格? でも、今日はこういう学生の相談に乗りました…なんてことは書けませんものね。
 私たち中ゼミのスタッフはカウンセラーではありませんが、編入や社会人入試の志望理由書をみていると、どうしてもその受験生の生き方に触れることになります。そこには本当に驚くくらい、さまざまなドラマがあります。時にはつい、目頭が熱くなってしまうことも…(最近涙もろくて困ります。年のせいだと言われそうですが)。でも、それはその方だけのもの、私たちを信頼して話してくれるのですし、私たちにもカウンセラー同様に守秘義務があります。
 実際、先週は社会人の方の志望理由書を中心に、1日平均して3?4名の中ゼミ生の相談を受けました。また、毎日、一人か二人、入学相談も担当しました。ですから多い日で6名の方とお話ししているわけですね。でも、具体的な相談内容については、ノーコメントです。
 許されるのは、ずっと以前のできごとを、誰の話か特定できないような内容で書くことくらいでしょう。そしてそれが、読んでいただいた方の何人かにとって、励みになるかもしれない…というケースですね。
 さて、受験指導に明け暮れる毎日ですが、その中で生まれてくるのが市販本です。6月に出た「2007主要大学編入試験案内」は年度ものですが、今回内容を全面的に見直し、昨年度までよりもずっと使いやすく、かつ、情報も充実させました。編集を担当してもらうスタッフは、作り直しが大変で内心ブーイングだったと思いますが(本当によくやってくれました。感謝!です)。特に自慢が逆引きです。志望の学科から編入試験実施大学を探し、該当ページを確認できるという優れものです。中ゼミで指導にあたるスタッフにとっても便利な1冊となりました。
 7月には「合格ナビ!臨床心理学指定大学院攻略<英語編>」が出版されます。もう、完成した本が届いていますが、今までの東京図書とはひと味違う装丁で気に入りました(なんせ東京図書は地味好みなので…)。こちらは大学院向けですが、編入指導から始まった専門英文勉強方法のノウハウが活かされています。
 さらに、現在、合格ナビの専門編に取り組んでいるのですが、こちらはすでに、先生方の原稿は済んで、後は私の方のまとめだけ。でも、出版社の編集担当に怒られながらも、なかなか筆が進まず。全く初めて心理学に取り組む方もいれば、大学で勉強している方もいます。どちらの方にも役立つ本を…と考えると、悩んでしまいます。
 並行して「まるわかり大学編入」(この本は私の企画によるものでお気に入りです)の新年度版を準備中。他にもいくつか企画があります。
 本を作るのはけっこう好きです。自分の名前で出した、最初でおそらく最後の本『誰も教えてくれなかった大学編入』は、私にとっては大切な宝です。でも、この本を読んで中ゼミを訪れる方に接すると、責任の重さも実感します。その方の人生を変えることになるかもしれませんから。編入のよいところだけではなく、大変なところまで、すべて書いたつもりではいますが。
 さて、7月15日には武道館の大学フェアに編入や大学院入試の相談ブースを出します。
編入には関心があるけれど、何となく中ゼミには行きにくい…という方や、ついでに各大学から情報収集したい…という方は、ぜひどうぞ。中ゼミブースで若手スタッフ(私より若いだけ?)に一人混じっているおばさんが私です。よかったら声をかけて下さい。
 今日はブログは日記を意識してみましたが、ちっとも日記になってませんね(しかも長い!)。失格かな。しかも、明日からはまた、堅苦しい編入の話になっちゃうけれど、よかったらおつきあいください。