通信コースを利用して挑んだ編入試験

 受験期に中央ゼミナールのホームページに記載されている合格体験記を読んでモチベーションを上げていましたが、まさか自分が書くことになるとは思ってもおらず大変嬉しく思います。私は昨年大学1年の8月から中央ゼミナールの通信コースを利用させていただき、今年の春に明治大学文学部心理社会学科現代社会学専攻に2年生として編入学しました。正直、どのようなことを書けばいいのかわかりませんが、まずは自分が編入試験に挑むまでの経緯についてお話ししようと思います。
 私は高校時代に部活動に熱心に取り組みあまり勉強をしませんでした。そのため、現役での大学進学は叶わず、1年浪人することになりました。もともと国立理系志望で浪人したのですが途中から社会学を勉強したいと考え進路変更を行ったのですが間に合わず、結局浪人しても第一志望の大学に進学することはできませんでした。浪人が終わった3月には合格をいただいた大学に進学することに迷いはあったものの、これ以上浪人するという選択肢はありませんでした。そんな時、編入という制度があることを知り来年の編入学試験をぼんやりと考えるようになりました。
 私が編入を決意した要因としては、コロナ禍により将来についてゆっくり考える時間が多かったことが大きいと思います。オンラインで大学の授業を受けているうちに、この勉強をあと4年するのかと考えたとき自分はやっぱり社会学を勉強したいと考え、結局受験を決めたのは大学1年の6月でした。
 編入試験は情報戦だと思っていたので私に独学という選択肢はなく、予備校を探しているうちに中央ゼミナールに出会い。しかし、私は地方に住んでいたため通うことはできず、利用するとしたら通信コースしかなく「通信コースは通学する人に比べて不利なのではないか」と色々と不安もありなかなか始める勇気がありませんでした。結局通信コースを始めたのは8月後半で本格的に勉強し始めたのも同じ時期と少しスタートが遅れてしまいました。勉強を始めてからは本当に時が過ぎるのが早く焦ってばかりで、英語をし論文を書いて新聞を読む、そんな毎日でした(受験勉強に関しては受験情報に記載しましたのでここでは省略します)。
 ここで私が編入試験を受けるにあたって感じたことを2つ書きたいと思います。
一つ目は自力本願が合格の秘訣だということです。もちろん先生方は受験のプロなのでアドバイスをもらうことや頼ることももちろん大切です。しかし、結局受験するのは自分です。先生の力に頼り過ぎるのではなく、自分で調べること、自分の意見をしっかりと持つことが重要だと思います。特にこの「自分の意見を持つこと」は試験の合否に大きく関わる面接で必ず役に立ちます。また先ほど通信コースは不利なのではないかと不安でなかなか始める一歩が踏み出せなかったと書きましたが、通信でも総合生でも結局自分次第だと思います。自分で考えて勉強し、利用できるサービスを効率よく利用すれば、通信コースは私が編入試験に合格するのに十分すぎるくらいでした。自分を信じて自分を頼むこと、これが本当に大切です。
 二つ目は目の前の試験に集中してほしいということです。この体験記を読んでくださっている方の中には大学受験を控えた高校3年生や浪人中の方もいらっしゃるかと思います。もちろん編入を考えることが悪いとは言いませんが、まずは目の前の試験に全力でぶつかってください。私が編入合格できたのは、浪人し大学受験に全力で向き合いたくさん努力し、それでもだめで悔しい思いをしたからだと思います。この努力した経験やどうしようもない悔しさが、私が編入試験を突破できた大きな要因だと思います。ですので、まずは今目の前の試験に全力で取り組んで下さい。
 編入試験を受けるにあたっては受験勉強のみならず様々な不安があると思います。編入後の人間関係、単位認定など悩みは尽きないと思いますが合格した今私には後悔も不安もありません。サークルやゼミで友達もでき、単位もそれなりに認定していただけたので授業に追われて自分のしたいことができないなどということもありません。学びたい場所で素晴らしい友人や先生と出会い毎日が本当に充実しています。結局、編入後の生活に関しても自分次第でどこまででも変えられます。
 中央ゼミナールで編入学試験に合格された先輩方の合格体験記が私のモチベーションになったように、私の合格体験記が読んでくださった皆さんの励みになることを願っています。これから中央ゼミナールで編入試験に挑まれる皆さんを心から応援しています。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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