中ゼミで掴んだ第1志望校合格

 この体験記では、①私の背景、②勉強について、③健康について書きたいと思います。
①私の背景
 私は体育大学に通っていました。偏差値は39です。座学よりも実技に力を入れていて、勉強なんてほぼノータッチといっても過言ではありません。編入のきっかけは、一般教養科目で、社会学を受けたことです。あまりに面白すぎて、社会学がやりたくなって編入を決意しました。そういうわけで、3年次を休学して、4月から中ゼミに通いました。しかし、中ゼミに通ってみたらほとんどの人が学歴コンプレックスで通っていました。私は自分の大学が大好きだったので驚きました。理由はどうであれ大事なのは、最後まで初心を持っていることだと思います。スポーツでも勉強でも夢を持ち続けている人は強いと思います。初志貫徹で頑張ってください。
②勉強について
 私は基礎の英語の授業を取りました(千頭和先生)。小論文では、課題文型と社会学と社会時事の授業をとりました。英語も小論文も大学に入ってから真面目に取り組んでいなかったので、ほぼゼロからのスタートでした。夏ぐらいになるとなんとなくは出来るようになっていました。しかし、原則や暗記ものがしっかりしていなかったので、応用は全くもってできていませんでした。例えると、根っこが張っていない木からは細い幹しかできず、風や雨で折れてしまうような状態です。この根っこを張り巡らせるには基礎をしっかりと積まないといけませんでした。そして、自分の学力レベルを直視しなくてはなりませんでした。足りない養分を自分で見つけないといけないからです。でも、自分の情けない姿を見るのって辛いもので、私は避けていました。根っこの大事さに気づき秋ぐらいに見つめ直しました。自分で伸びを感じたのは冬あたりです。遅すぎました。みなさんにはこんなしくじりをして欲しくないです。根が張ったらちゃんとした木が生えますから、地道に焦らず頑張って欲しいです。
③健康について
 当たり前のことですが健康な体は1番大事だと思いました。健康でないと結局は時間のロスになってしまうからです。私の数々のしくじりのなかでもかなり重大なしくじりがあります。夏に倒れたことです。しかも一日中起き上がれなくて勉強できませんでした。1週間くらいの出来事ですが、この期間のせいで「遅れをとった。もうだめだ。」と思ってしまい、精神面でその後の勉強に影響を及ぼしました。なぜ倒れてしまったのか正確にはわかりません。でも精神的なものも根底にあると思っています。勉強に全てを捧げようと奮起していた私は、誰とも連絡を取らず、親にも必要最低限の連絡しかせず、家と中ゼミの往復でした。授業がない日は家に引きこもっていました。辛いこと、しんどいことは誰にも話さず溜め込んでいました。このような生活を続けていたら心身共に衰弱し、夏に倒れてしまいました。実際、私はこの半年で10キロ痩せていました。こんなことにならないために、みなさんには、しっかりと自分の心のオンオフを見つけて欲しいのです。本当に小さいことでいいと思います。5分だけ友達と話すでも、好きなもの食べるでもなんでも、心が休まるルーティンを作っておくことをお勧めします。自分がいつでも自分らしくなれる、帰れる場所を作っておく。これは、誰も教えてくれませんでした。でも私には1番必要なことでした。もちろん不要な人もいると思います。しかし受験勉強をしていくなかで、私と同じような現象が起こる人がいるかもしれないので、書いておきました。
 最後に、こんな拙い文章を読んでいただきありがとうございます。応援しています。

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