マはマーチのマ

マはマーチのマ

ドはドーナツのドでもなく、ウは宇宙船のウでもなく、マはマーチのマ、ではなくて明治のM、
ということでこんにちはバラックです。
せっかくのGWですがGWとはなんの関係もなく今日は中ゼミ社会学系編入の中でも圧倒的な人気・志願者をほこるマーチのトップバッター、明治への編入についてのよしなしごとを紹介したいと思います。
明治はMARCHだけでなく東京六大学にも名を連ねる名門、最近では受験者で今まで不動の地位を守っていた早稲田を抜いて、圧巻の人気を誇っています。中ゼミに入学相談に来られる学生さんでも
「どうしても明治」という名指し指名の方がわりといらっしゃるんですよ。当然といえば当然ですが。
さてその明治。社会学系で編入する場合には今現在ターゲットとなるのが情報コミュニケーション学部(2)、国際日本学部(2,3)、文芸メディア(2,3)の学部になります。後ろの()は年次ですよ。
これまでは政治経済学部でも2、3年次両方の編入を実施していたのですが、なんとやめてしまったんですね。残った三つの中では情報コミュニケーションが社会学系では一番人気があります。かつ、社会学系の学生の皆さんが一番受験対策がしやすい。国際日本はTOEFLかTOEICのスコアが必要、文芸メディアはわりと文学チックな側面があるので、社会学系の人が一番受けやすいのが情コミになるようです。もちろんどの学部もなかなか興味深いですから自分が一番面白く勉強ができるところを受けるのがいいと思いますが。
そして明治の特徴としてひとつ大きいのが、ここであげた三つの学部の編入試験は例年3月に実施されるんですね。ご存知のとおり編入試験のピークは毎年10月11月になります。1月になるとガクっと減り、3月まで試験がのこっているのはかなり少数。
にも関わらず、明治人気で明治まで試験を頑張るという方が毎年たくさんいますし、反面、他の大学が受かってしまったから明治は受けないという方もいます。だからまあひとついえるのが、明治への編入を目指す場合、その覚悟は「まじはんぱない」感じなんですよこれが。そこまで自分がんばるのか・・・と愕然とされる方もいるでしょう。
ではその試験内容はどんなのかというと、情コミの英語は中ゼミのスタンダードレベル(まあ2年次ですから)、長文の穴埋め、和訳や英作文、会話文などの総合問題です。ここ二年続けて合格した方が「英語が終わった後難しくて終わったと思った」とおっしゃっていましたが、二人とも「だけど気持ちを切り替えて小論を頑張ろうと思ってがんばった」と気力で小論を乗り切ったとのことです。
で気になる小論の方はどうなのかというと、こちらも難しいんですね。しかも量が多い、驚きの2000字。しかし同じく先程の合格者二人が二人とも1200字くらい書いて受かっているので、ゼッタイ2000字書かないとダメということではないようです。試験の内容は課題文タイプ。頭を使って読んだ上、自分の知っている事例と結びつけてしっかり噛み砕いて理解・記述しなくてはならないというなかなか手ごたえのある問題になっています。
また情コミに合格された方の傾向として志望理由書も前々からしっかり準備してかなり練りこまれたものを用意している方が多いです。単純に「メディアの勉強がしたい」というのではなく「メディアと社会問題」などのようにうまく情コミの学際性にあったテーマにしてやるとよいでしょう。情コミは社会科学・人文科学系の様々な分野が学べる学際性が魅力のひとつ。
総じて英語も小論も難しい。しかも他の仲間がさっさと走り終えてゴールについているのに自分はまだまだ走り続けなくてはならないという精神的苦痛も大きい。
それでもやっぱり行きたい、という方は、明治に向けて自分の年間スケジュールを組んでいくと良いですよ。適宜あちこちの大学のオープンキャンパスなどに行って併願校を決めていくのも効果的です。
何よりも最後までうまくモチベーションを保ってください。長い道のりほどついた時の感動は大きい。5キロのジョギングより10キロ、10キロよりハーフマラソン、ハーフよりもフル、フルよりも100キロマラソン、100キロよりも地球一周。
こんな最初の時期に一番最後の試験の話をここでするなんて場違いなオーパーツ感も満載ですが、明治を受ける方、そして受かりたい方は、今から覚悟をしておくことが大事!というのを伝えたかったゆえなのですよ~
とはいえ新緑の美しい季節。芽吹いた木が放つフィトンチッドをたくさん浴びてエナジーチャージをして、これからの長いランに備えて行きましょう!次回はアに進みます。

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