Yeah!

 「おっしゃあああ!受かったぁぁ!!」
 合格発表がインターネットで発表され、自分の番号が載っていたのを確認し、私はリヴァプールがゴールを決めた際のクロップ監督のごとく喜びを爆発させた。長いようで短い私の編入受験が終わったのだった。
 私はなんとなく母が薬剤師であるという理由で薬学部に入った。バラ色の大学生活が始まるかと思えば、待っていたのは地獄のような生活であった。朝から夜まで座学や実験が平日に行われ、休日には授業の予習、復習、レポート作成に追われ、好きでもないことを続けることが嫌になり、私は大学編入の道を選んだ。薬学部を目指す方はそれなりに覚悟がなければ目指すべきではないとここに書き記しておこう。四つ程編入予備校を比べた結果、大学から近くて面倒見の良い中央ゼミナールを選んだ。当初はやる気もさらさら無かったが、授業料を見たとたん、編入という道を選んだ責任を感じ、真剣に取り組むようになった。そこで受験生のくせして寝てばかりいる君!今一度親が授業料にいくら費やしているのかを考え、すぐに机に向かおう!実際に授業を受けてみた際(小論文で馬渕先生、英語で山崎先生から教わりました)、本当に親身になって教えて下さった。特に英語では集団授業であるにも関わらず一人一人の受験日を聞いていたり、採点が丁寧であったりと今まで受けたことのない感覚だった。質の良い授業を受けていくうちに、環境における知識も深まり、受かりたいという気持ちが大きくなっていった。そして当日、より良いコンディションの中英語はほぼ満点、諸論文も解答用紙いっぱい1500字埋めることができ、落ちる気は全くしなかった。中央ゼミナールでは精神的な面での維持も行えたのだろう。私の大学はレベルとしては難関とは言い難いが、大学や環境の小論文における対策をしっかり行ってきた分、受かったことを誇りに思っているしありがたみを感じている。私の気まぐれに付き合ってくれた両親そして私の合格を何一つ疑わずに親身になって教えて下さった先生方にここで感謝を伝えたい。私は今後ビッグになるので末長く見守ってください。

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