こんにちは、まりもです。
「この世界の片隅に」という映画が、
口コミでひろがり、観客を動員しているそうです。
観た人によれば、
この作品の素晴らしいところは、
何の変哲もない、日々の営みを描いているところなのだそうです。
個人的な出来事の積み重ねの中から、
戦争という社会現象の怖さと哀しさが感じられる、
ということなのかなぁ?と想像していると、
ふと、
これってミルズのいう「社会学的想像力」なのでは?
と思うように。
ミルズは、『社会学的想像力』のなかで、こんなふうに書いてます。
一人の人間の生活と、
一つの社会の歴史とは、
両者をともに理解することなしには、
そのどちらの一つをも
理解することができない。
だからこそ、個人的なものと社会構造とをつなぐ
「社会学的想像力」が重要なんですね。
なんて言いながら、
わたしはまだこの映画を見ていないので、
真偽のほどは定かではありません。
ぜひ、みなさんも映画を見るときに、
社会学的想像力のことも思い出してみてください*^^*