今年はマリー・キュリーが２度目のノーベル賞を受賞してから100年になるそうです。
かつては（今でも？）「キュリー夫人」という名前で知られた女性物理学者です。
ノーベル賞まで受賞しながらファーストネームではなく「夫人」と呼ばれ続けたという事実に、
今更ながら驚かされます。
苦難の研究生活を歩んだ女性科学者に
シシリア・ペイン・ガポーシュキンがいます。
小惑星の発見など輝かしい業績を残しながら、
ハーバード大時代は、女性蔑視の学長が引退するまで、
徹底して差別を受けました。
第二次世界大戦下ではユダヤ人の亡命を助け、
戦後は音楽面でも活躍しました。
同じ女性としてはもちろん、
一人の人間として魅力を感じます。
NS