上智大学にどうしても進学したいタイプの方は毎年いらっしゃいますが、
上智大学の場合は、TOEFL、TOEICなどの外国語のスコアが一定以上のでないと
受験できないというハードルがあります。
そのために、がっかりしてしまう人もいます。
しかし、上智大学神学部の場合は、
TOEICなどのスコアのハードルがなく、
全員が出願して受験することができます。
信者である必要はありません。
(出願時にカトリック関係者の推薦状が必要ですが、しばらく教会に通うなどすれば、
比較的推薦状は書いていただきやすいです。神父さん、シスターはやさしい人が多いです)
入試はキリスト教の内容の英語の和訳と
キリスト教関連の論文と
面接試験です。
編入の定員は8人となっています。
試験は11月と2月の2回あります。
倍率は、15人受験して10人合格などのような感じです。
(2回受けて2回落ちている人も含まれます)
入学後は、哲学、思想、文学、音楽、美術、教育、聖書、歴史、社会学、国際情勢、環境問題、倫理などを包括的に学びます。神父、シスターにならない人も多く、一般の大企業にも大勢が入社しています。
相当幅広い教養を身につけることができる学部です。
西洋文化の根底であるキリスト教を学ぶことは、
役立ちますよね。
中央ゼミナールからも上智大学神学部に進学して行く人たちはこれまでにもおります。
神学部だけを受けるやり方もありますが、
社会学なり、哲学なり、西洋史の勉強をしておいて、
社会学部、哲学科、史学科などの他の大学の編入試験も受けつつ、
上智大学神学部も受けるやり方をする人が多いですね。
神学部対策も中央ゼミナールにお気軽にご相談ください。
以上、社会学系スタッフのミスターXでした(岩下壮一神父、コルベ神父などの生き方は素敵だなと思います)。