春休みにこれだけはやっておきたい3つのこと

こんにちは、心理系スタッフの茂庭です
いよいよ花粉がひどくなってきました。花粉症持ちの私は目のかゆみと鼻水がひどくて散々な状況です。そろそろ病院行かなくちゃ・・・
さて今日のテーマは「春休みの過ごし方」です。
今年の秋や来年の春の受験を考えている人にとって、春休みにやっておいた方がいいことがいくつかあります。では、何をやっておけば良いのでしょうか
英単語
 春休みの間に、基本的な英単語については身につけておきましょう。「ターゲット1900」や「速読英単語」、「DUO」など大学受験時に使っていたものがあればそれを使っても良いと思います。
 大学院入試で課される英語は心理学の専門英文を和訳していくものが多いのですが、慌てて心理学の英単語を覚える必要はありません。まずは一般的な英単語の復習から始めましょう。考えてみてください。普通の英単語がわからない状態で心理学の英単語を覚えても、英文を読めるようにはなりませんよね。まずは大学受験用の英単語帳で基本的な英単語を覚えていき、それができたら心理学の英単語を覚える、といった流れで覚えていきましょう。4月の授業が始まるまでに単語についてある程度完成していたら理想的です。
概論書を読んで理解する・重要語句の意味を覚える
 専門科目対策として概論書を読んでみましょう。ここでの目的は「理解」することです。心理学を勉強したことがない人はもちろん心理学専攻の人も読んでみて欲しいと思います。学部で心理学を学んでいたとしても大学によって学べることは良くも悪くも偏りが出てしまうものなので、心理学の全般的な内容について確認しておく必要があります。
 概論書を一度読み終わったら、理解できていない部分について理解できるまで読み直していきます。必要があれば辞書や参考書を使って確認します。おおよその内容を理解することができたら、今度は概論書に出てきた重要語句を覚えていきましょう。「理解」するだけでは試験本番で答案を書くことができません。何も見ないでしっかり内容を説明できるように訓練をしていきます。
興味のある研究テーマについて調べる
 春休みの間に、自分が研究したいテーマや興味のあるテーマについてどのような研究がされているのか調べてみましょう。
 大学院を受験するときには研究計画書を提出する必要があるので(研究計画書については前の記事をご覧ください → 研究計画書プチガイダンス 研究計画書プチガイダンス partⅡ)、修士の2年間で行う研究テーマについて考えなくてはいけません。まずは、CiNiigoogle scholarなどの学術論文の検索サイトで論文を探してみましょう。そして論文を読んで、自分が興味のあるテーマでどのような研究がされているか調べていきます。
 ちなみに、研究テーマは志望校を決める上でとても重要です。なぜなら、志望する大学院に自分が研究したいテーマの指導をできる先生がいらっしゃらなければいけないからです。したがって、ほとんどの場合おおよその研究テーマが決まった後に志望校が確定します(中には 志望校→研究テーマ の順で決める人もいます)。
今回のテーマは「春休みの過ごし方」ということで、英語・専門科目・研究計画書について書いてきました。2月3月のうちから危機感を持って勉強するというのは難しいかもしれませんが、秋の入試まであと約7か月。思っているよりも時間はありません。時間のある今のうちに少しでも受験対策を進めておきましょう。
中央ゼミナールでは、来年度の受験を考えている方のために、勉強方法の指導も含め心理英語・臨床心理学・基礎心理学・心理統計学についてプレ学期を開講します。
また中央ゼミナールでは、毎週日曜日に大学院説明会やイベントを開催しています。
特に3月17日進学ナビでは、大学院教授による特別講演や合格者の体験談、中央ゼミナール講師による研究計画書の書き方講座など盛りだくさんの内容です。参加費無料、事前予約不要なのでぜひ足を運んで欲しいと思います。
詳しい説明会・イベント情報はこちらをご覧ください。
心理系スタッフ 茂庭

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