心は実験できるか―20世紀心理学実験物語。

こんにちは。
秋。
秋はなんだか物寂しい季節ですね。
柄にもなくセンチメンタルな気分でお送りしています。
時にはそういうのに浸ってみたいenuです。
さて。
読書の秋シリーズということで,また一冊本を紹介しましょう。
今回紹介する本は
「心は実験できるか―20世紀心理学実験物語」
本書では心理学で特に有名な10の心理実験が紹介されています。
ここで取り上げられている実験はどれも有名なものであり,
心理学を志すなら知っておいて損はないというもの。
スキナーのオペラント条件づけ、ミルグラムの電気ショック実験
ラタネ・ダーリィの危機介入実験、ローゼンハンの精神医学診断実験などなど。
本書は専門書のように難しい用語を使っていませんし、
統計などの知識も全く必要はありません。
勉強のための本ではなく、「心理学ってこんな面白い実験をやったんだよ」
ということを分かりやすく解説している本です。
もし個々の実験に興味を持ったのなら、その分野の専門書を読んでみましょう。
個人的にはミルグラムの電気ショックやラタネ・ダーリィの危機介入実験なんかが面白かったです。
皆さんはどの章が好きですか?
どの章も面白く書かれているので、秋の夜長に一冊読んでみてはいかがでしょうか。
心理学の実験やその是非について考えてみてくださいね!
(権威に服従するのは得意?な)enuでした。

Comments are closed.