指定大学院入試―公認心理師法案施行の関連で

こんにちわー

日本は台風続きですが、それと重なるように心理の領域も大荒れとなっています。

9月に公認心理師が施行され、10月末に現任者講習についての情報がupされました。

また現在、日本の心理学科を持つ大学はH30年以降からの公認心理師カリキュラムへの対応であたふたしているようです。

その中で、公認心理師への対応を優先し、臨床心理士指定大学院の募集を取りやめる大学も出てきています。

法案施行前にいち早く募集を停止した大学として甲南大学があります。

http://www.konan-u.ac.jp/news/archives/12628

少し前の話なので、もうご存知の人も多いでしょうが、甲南大学はこれまで関西圏の臨床心理士の養成で大きな役割を担ってきた大学ですから、その衝撃は大きいものだったでしょう。

多くの大学は当面は指定大学院制度に従ったカリキュラムを併存させていく考えを持っているようですが、今後、甲南大学のように募集を停止する大学が出てくることが考えられます。

もう時期も時期ですから、今年度中の受験にはさほど大きな変更はないかもしれないですが、次年度以降に指定大学院受験をお考えの人は、志望校の募集が停止されないかどうか、目を光らせておくことをおすすめします。

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