ユーモア。

ユーモア。

こんにちは、赤い実です。
今年度の試験も最終期を迎え、
来週初めに筑波、
来月初めに明治がやってきます。
長い期間頑張ってきた皆さん、
是非、全力を出し切って、結果を出してください。
さて、新年度向けのプレコースも続々開講中です。
社会学学際系も明日24日から難関大向けプレ講座が始まります。
人より早いスタートで、
社会学の魅力にどっぷりはまってみてください。
まだまだ申し込みは間に合いますよ!!
今日はあまり時間がないので手短に気になったことを。
「ユーモア」についての記事を読みました。
語源はラテン語でもともとは「体液」を意味する単語だったそうです。
体液は、いきものには欠かせないもの。
それとユーモアがつながっているということが興味深い。
つまり
「ユーモア」なしでは生きていけない。
私はこれに激しく同意します。
もちろん、身体的な機能が健全で栄養が補給されていれば、
生きてはいけます。そりゃ。
でも、質の問題ですよね。
ユーモアには不幸や悲劇や困難を少し遠ざけてくれる効果があると思っています。
どんなに苦しくても笑って、
その笑いを共有できる相手がいることが
「人間らしい生存」と言えるのではないかと思います。
それを支えるのがユーモアでしょう。
センスがなければ磨かなければなりません。
そのためには生きる中に余白が必要です。
この余白を無視して、
効率重視で数字だけで「人の生」を捉えているのが、
今の日本の政治です。
性暴力の被害に遭い、
その克服の過程を公表している勇気ある女性が言っていました。
「事件の数日後、笑うことができなかった私は、付き添ってくれてた警察官の方の警察手帳に、舘ひろしの写真が貼っているのを見て思わず笑ってしまいました。」
そしてそれがのちのち彼女の中で大きな意味を持つようになった、と。
ユーモアの重要性がわかる一例です。
詩人である石垣りんさんが以前だした詩集のタイトルが
『ユーモアの鎖国』
でした。
それを見たときに、今社会が直面している闇の深さを連想したことを思い出しました。
・・・いつになくつれづれです。
おわり。

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