友だち・ともだち・トモダチ+お知らせ。

友だち・ともだち・トモダチ+お知らせ。

教科書にも載ったことがある児童文学の傑作
『つりばしわたれ』の作者、長崎源之助さんが3日、亡くなられました。
長崎さんは、児童文学を通して原爆の恐ろしさと悲しさを訴えたこともある方です。
考えてみると、児童文学の世界で戦争や原爆の恐ろしさ、
命の大切さを訴えた作品は沢山あります。
専門書で正面から勉強するのは難しくても、
そのようなものを通してもう一度、
大人や人間が課されているものを見つめなおしてみるのもいいかもしれません。
改めて、ご冥福をお祈りします。
ところでアメリカが
「トモダチ作戦」なるものを展開中です。
この名前、私はちょっとひっかかります。
米軍が今回の震災で果たしている役割は確かに小さくは無いのでしょう。
そこで注目したいのが横須賀を母港としている原子力空母「ジョージ・ワシントン」です。
・・・「原子力」空母・・・!!
何気なく口にしていましたが、言い換えればこれは「動く原発」です。
日本列島の周りを中心に航行しているわけですが、
仮に津波の被害にあった場合、
今回の福島の状況と同じことが日本近海で起こるわけです。
しかも、いわゆる「防護壁」の「厚さ」は、
福島の5重よりも一段階低い4重です。
大多数の日本人や、日本に本当の「友だち」がいるアメリカ人の知らないところで、
こういう現実があります。
手に爆弾をもって「僕たち友だちだよね」と言っているわけです。
上に挙げた長崎さんの作品からも子どもにとって(大人もそうですが)
「ともだち」の存在がいかに大きいかが伝わってきます。
アメリカという国にとっての「トモダチ」が何を意味するのか、
そのことに敏感でなければいけない気がします。
さて、2日に具体的なお知らせをしましたが、
再来週から「フォロー週間」が始まります。
充実した内容で行う予定ですが、
実際の授業の週からの入学を考えている人の中には、
その週に出られないことで不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
ですが、通常の学期が開始した後も、
学生さんたちの勉強や進路に関しての不安や心配ごとを解消すべく、
いろんなフォローをしていく予定です。
個別の相談もお受けします。
いろいろな事情を抱えた状態で、
勉強をスタートせざるを得ない学生さんもいると思いますが、
どうぞ安心して入学してください。
入学の相談も随時受け付けてますのでお気軽に。
NS

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