こんにちは、まりもです。
『あまちゃん』、終わっちゃいましたね・・・。
途中から家族全員で見始めて、
小学生の子供たちまで、「星よりひそかに~~、雨よりやさしく~~♪」と
橋幸夫の「いつでも夢を」が歌えるようになりました。
もちろん、鼻歌は「潮騒のメモリー」です。
その「あまちゃん」最終回を見てふと、これは「女子の連帯の物語」なのだな、と感じました。
その時、ひらめいたのが「シスターフッド」という言葉です。
シスターフッドとは、マイペディアによれば
「女性解放という大きな目標に従った女性同士の連帯のこと」
いじめられっこのアキと、女子から嫌われるユイの友情の紆余曲折や
ヤンキー上がりの春子と芸能界の一大スター鈴鹿ひろみの確執を超えてともに仕事をする仲になるまで、などなど・・・
女同士の肯定的で前向きで、真剣だけどふざけてて、ださいけどかっこいい。
そんな連帯のありように目が離せませんでした。
そういえば、連続テレビ小説に見るヒロイン像の変遷について、
同志社大学大学院社会学研究科メディア学専攻の方が論文を書かれているし、
法政大学社会学部宇野ゼミナールでも、とりあげられていますね。
「シスターフッド」をキーワードに、連続テレビ小説の女性の連帯を研究する、
あるいは、そうした女性の連帯を描く「男性脚本家」の意識の変遷を研究する、というのもおもしろそう。
テレビの世界にも、研究テーマはごろごろ転がっていますよ!