Boys, Be Ambitious!

Boys, Be Ambitious!

boys, =少年よ、
be = いる,あるのbeの命令形。あれ、いろ、とかそんな風な
ambitous= 野心のある、大きな望みを抱いている、
ということで、boys, be ambitious! 少年よ、大志を抱け!
の言葉がだけがわりと一人歩きしている感もありますが、これはクラークさんというアメリカ人が明治初期の日本にやってきて教鞭をとり、日本を去り際に残されたという風に伝えられています。
そしてその彼が教えた場所が札幌農学校、今でいうところの北海道大学です。
そんなわけで社会学系編入大学紹介シリーズ、今回は北の名門、北海道大学の紹介です。
北海道は沖縄と並び地方都道府県の中では抜群の知名度を誇ります。知名度といってもその名前を知っているというだけではなく、その県名を言われたときにどれくらいその場所についてのイメージが膨らむか、といった点での知名度ですね。山形とか島根とか、名前を聞いてもぼんやりとしたイメージが抱かれない県民からすると大変うらやましくあります。毛ガニや生キャラメルといったおいしいものから、ラベンダーのお花畑といった本州では目にしないような美しい光景と大自然・・・・
そんないいイメージにあふれた北海道の道都に誉れ高く存在しているのが北海道大学です。泣く子も、いや授業料を出し渋る両親もだまる旧帝国大学の一つ。旧帝大で社会学の3年次編入を実施しているところはほとんどないのですが、そんな数少ない貴重な機会を提供してくれているのがこの北大になります。(他は名古屋と大阪)
さらに北大に社会学系で編入したいと考えている人にはもう一つうれしいお知らせがあります。実は北大を志望する場合、社会学系なら二つの学部を狙っていけるんですね。
一つは文学部、もう一つは教育学部。
うん?教育学部?と思われた方もいるでしょう。
教育学部の中で教育社会学を研究することができるから、ということなんですね。
だから携帯やインターネットなどの新メディアとメディアリテラシー教育、といったテーマや登校拒否児童とフリースクールといった教育に関連する社会学をやりたい人にはかなりおすすめのところになります。
これまで合格された方は、成績そのものよりも熱意のある熱い方が受かられているという印象ですね。受験を考えている方は、松岡修三なみの熱さを出せるようにしておいてください。
もう一つの文学部のほうはスタンダードな社会学になるのですが、受験科目がちょっと厳しい。
外国語(英語)に加えて、専門を二科目選ばなくてはならないんですね。でもってその専門は社会学以外は哲学、歴史学、言語・文学という選択肢になります。
去年の中ゼミでは文学部の方に社会学系から一人、哲学から一人の合格者が出ました。どちらの方も社会学の授業と哲学の授業をとっており、どちらの方も哲学と社会学に興味があるという方でした。
そういう意味で、受験科目としてはちょっと厳しいけれど、哲学も好き!という社会学系の人にとっては願ってもない大学になります。
また、面接では「どうして北海道?」ということを聞かれる場合があります。もしこのブログを読んでいて北大受験を考えている人で、本当に北海道が好き!という気持ちがあれば、迷わずそれもアピールしましょう笑
『北の国から』を小さいころから見てて憧れて・・・というのだといまいちですけどね
まとめると哲学や他分野の知識も手堅くまとめられる優等生タイプのあなたは文学部、まじめだけれども個性が強く熱心さをアピールできるタイプのあなたは教育学部
を受験されるとよいのではないかと思います。
また受験と旅行を兼ねて北海道のおいしいもので食い倒れてくるのもまた一興。北大の入試は9月と少し早目ですから、興味を持った人はなるべく早く自分でもいろいろ調べてみてくださいね。
さてさて地方国立の一回目は北に行きましたから次はそのまま南に下がってこようかな・・・

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