山笑う。+明日のお知らせ

山笑う。+明日のお知らせ

「山笑う」季節がやってきました。
「山笑う」とは俳句の季語のひとつで、
今頃の、春のおだやかで明るい様子を表します。
日本語にはたくさんの「笑い」についての表現がありますが、
その中でも非常に美しい「笑い」のひとつではないでしょうか。
とは言え、中ゼミのある東京ではすでに初夏の陽気ですが。
言葉とは、いえ、日本語とは難しいものであり、
同時に利用するものにとっては便利なものでもあるなあと、
つくづく思います。
今回の震災の復興に当てる財源のため、
「震災復興税」という名で増税する方針で検討を始めたようです。
「復興」という言葉も個人的には気になりますが、ま、それは置いておいて、
問題はその名前によって正体が隠されてしまうことです。
被災地のためになるなら、協力はしたい。
けれど、この税、万人から税を取る消費税が基軸になっています。
つまり、被災し、明日もままならない人々からも取ることになります。
いやはや。
毎回似たようなオチですが、
言葉にも敏感に、そして冷静にならなければならないようです。
さて、明日は編入コース入学者対象の総合ガイダンスです。
中ゼミがどんなところか、
どんなスタッフや先生がいるのか、
そういうことがいっぺんに分かる日です。
是非、皆様お越しください!!
NS

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