◆MBA国際認証を明治大学グローバル・ビジネス研究科が獲得!EPASは国内初!
大人気の明治大学MBA(大学院グローバル・ビジネス研究科)の出願が迫ってきました。
2019年2月16日実施のⅡ期入試出願期間は、2019年1月18日~1月28日(消印有効)となっています。特に本年度は、明治大学MBAが「MBA国際認証EPAS」を国内では初めて獲得したという経緯から大人気となっており、Ⅰ期入試と同様にかなりの高倍率が予想されます。徹底的な準備が必要です。
学校説明会も大盛況でした!説明会に登壇された方のブログ(リンクはこちら→「MBAで稼ぐ力を身に着ける~戦略的社会人大学院の選び方」)をぜひご覧ください。
※入試日程詳細については、グローバル・ビジネス研究科のHP等でご確認ください。
(リンクはこちら→明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科入学試験日程)
◆MBA国際認証とは?
国際的な大学とは独立した第三者の評価機関が、MBAプログラムやビジネススクールに対して「国際レベルに達している”正規の”MBAスクールである(もう『国内MBA』とは呼ばせない!)」というお墨付きを与えています。そのお墨付きを一般に「MBA国際認証」と呼んでいます。
例えば、世の中では一流のコンサルタントが多数活躍していますが、そのコンサルタントに対して、国(経済産業省登録制度)が、コンサルタントの能力評価として「中小企業診断士」というお墨付きを与えていますよね。イメージ的には、そのことと似ているかもしれません。
※中小企業診断士には、業務独占も名称独占もないという意味で、お墨付きの例に使っています。
※また、話が複雑になるのを回避するため「単位互換」については意図的に述べていません。
MBA大学院の中には、国際認証に興味を示していない一流大学院もたくさん存在しています。一流コンサルタントの中にも中小企業診断士に興味を示さない方がたくさんいるのと同じです。
◆MBA国際認証団体
世界中のMBAプログラムを審査し、認証する有名な団体(一流の国際認証)は3つあります。
①AACSB(The Association to Advance Collegiate Schools of Business)
本部:米国 「学習の達成度(得られた能力)」を重視した審査 HPリンク
②AMBA(Association of MBAs)
本部:イギリス プログラム内の「教育コンテンツ」を重視した審査 HPリンク
③EFMD(European Foundation for Management Development)
本部:ベルギー 「国際的な実績」を重視した審査。認証は複数ある。 HPリンク
(1)EQUIS(EFMD Quality Improvement System) 活動重視
(2)EPAS(EFMD Programme Accreditation System) レベル・質の重視
※他にもCLIP(accredited)等がありますが、MBA大学院では「研究と実務の両輪」という観点から上記した2つの認証が高く評価されています。
どの国際認証も取得するためのハードルが非常に高く、世界中の大学の数%しか認証を得られないと言われています。評価基準や認証を受けたスクールの数等、詳細は各団体のホームページにてご確認ください。
◆日本の大学で認証を受けたMBAは?国公立大学はゼロ!
2018年12月現在、国内MBA大学院で国際認証を獲得した学校は以下の通りです。
大学院 | AACSB | AMBA | EQUIS | EPAS |
①慶応 | 〇 | 〇 | ||
②明治 | 〇 | |||
③名商 | 〇 | 〇 | ||
④立命 | 〇 | |||
⑤国際 | 〇 |
①慶応義塾大学大学院経営管理研究科(HPリンク)
②明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科(HPリンク)
③名古屋商科大学大学院修士課程(HPリンク)
④立命館アジア太平洋大学大学院国際経営学研究科(HPリンク)
⑤国際大学大学院国際経営学研究科(HPリンク)
国際認証を2つ獲得しているのは慶応大学と名古屋商科大学です。また、国際大学は大学院大学として初の認証獲得となっています。
◆グローバル人材の育成
国内のMBA大学院も様々な工夫を凝らして、グローバルに通じる人材の育成や研究、ビジネスプランニングを行っています。たしかに、国際認証を獲得している大学は魅力的ですが、自分自身の目的や生活スタイルにあった大学選びの方が重要です(入試科目だって)。そして、何よりも大学の特徴を調べてみると非常におもしろいものです。
たとえば、少し前であれば、グローバルビジネスとスモールビジネス(ファミリービジネス)は相反する関係にあったと思います。今はネットがビジネスの常識を破壊し、グローバルとビジネスの規模は関係なくなりました。そこで、スモールビジネス(ファミリービジネス)の国際化に関する研究を大学院の柱にしている某一流大学もあります。非常に興味深いですね。
より詳しい情報を知りたい方は、ぜひ中央ゼミナールまでお越しください。
中央ゼミナールHP(https://www.chuo-seminar.ac.jp/)
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