スポーツ習慣と医学

大学の運動系サークルや体育会運動部に入っている方は、定期的にスポーツをする習慣があるでしょう。

しかし、そうでない方には、是非、日常生活の中で運動を取り入れることをお勧めします。

受験の時期、または大学院での研究という環境に身を置くと、体を動かす機会が激減します。

受験は、体力勝負です。

健康な心身を保つためには、受験の時期が到来する前に、日常生活の中で定期的に運動をする習慣を確立することが重要です。

たとえば、土曜の午前中には必ずジョギングをするあるいはテニスをするなどと決て、よほどのことがない限りそれを守る意識が必要です。

「運動に限らず、自分でよいと思うことは習慣にして、日常生活に組み込むこと。」
これが長い人生を健康に過ごす秘訣ではないかと思います。

 

話は変わりますが、留学生のあなたは、日本の医学の主流は漢方医学であると思っていませんか。

私は、そう誤解されている方を多く知っていますが、日本の医学の主流は西洋医学です。

もちろん、漢方医学も用いられていますが、どちらかというと補助的な役割を果たしているというのが現状です。

たとえば、慢性疾患については、漢方薬が処方されることも多く、頼りにしている患者もたくさんいます。

しかし、日本のほとんどの家庭医は西洋医学を学んだ人々であり、病気の時には、そこに通う日本人が多いと言えます。

専門病院もその大部分は、西洋医学によって診断し、治療をしています。

あなたが幼少の時から暗記している「湯頭歌」を知っている日本人は稀です。

 

日本での受験と学生生活、その後の社会人生活を病気や怪我なく送るためにも、今から適度な運動を心がけておきましょう。